厨二病作者のアベアテ5

吸血鬼2番外編 ページ14

アテネside

アベ「ここがそうなの？」

アテ「そう！ここが私の元々住んでいた家だよ！」

そんなに壊れてなくて良かった

だって昔来た

男の子と少しだけ一緒に過ごした家なんだから

まぁその子は、数日たったら出ていっちゃったけど

あの子元気かな？

また会いに来てくれないかな？

アベ「へぇ〜なんかここ見覚えがあるんだよね。」

アテ「そうなの？」

ここら辺の森よく人が通るからな

アテ「私も昔誰か来たような気がするんだよね」

アベ「アテネもなんだ。どうして見覚えがあるのかな？」

子供とか、大人とか、

色んな人が来て

よく襲って血を吸ってたな

それでいつしか誰も来なくなった

あれ？

だとしたら

あの男の子何で来れたんだろう

封鎖...とか、書いてあったのに

アベ「確か...迷って...歩いてたらこの見覚えのあるここにいた気がする...そうそう！アテネみたいな服装してる女の子がいた！！」

私みたいな女の子？

追い出されるまでここに住んでたから

私以外に誰もいないはずなんだけどな

アテ「え？私みたいな？」

アベ「アテネみたいと言うよりアテネそっくりだよ！」

あ〜

そう言われると

アベルに似た人が来たきがする

まさか...

アテ「昔何かの本持ってなかった？」

アベ「あー！持ってた持ってた！！何で知ってるの？」

え！？

じゃああのときの男の子って

アテ「いや、アベル...その女の子私だと思う」

アベ「へ！？アテネなの！？」

どの記憶をたどっても

男の子とアベルがどこをどうみても

にてるし...

何より私の記憶とアベルの記憶が合致してるから

アテ「多分そうだよ...」

アベ「そうだったんだ...」

ｶﾞﾊﾞｯ((抱きつく音))

は！？

アテ「ちょっとアベル！？」

アベ「やっと会えた...」

...

アテ「う、うん//会えたね//」

アベ「あの時は、ごめんね？村の人が探し回ってたからばれたら何されるかわからなかったからさ」

アテ「大丈夫だよ。それとありがとね」

アベ「え？何で？」

アテ「あの時見つかってたら私今ここに居なかったからさ」

それに

あの頃から感じてた

なんだろう

淡い？

なんて言えばいいの？

この気持ちは

アベ「うん...昔の友達がこんなに近くに居たんだね」

アテ「そうだね。あそこに逃げて良かったよ」

アベ「俺も見つけられて良かった」

まだあの時に撮った写真あるかな？

あるなら取っていきたいな

今の私達の家に...

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