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ヴィルに髪の毛をセットしてもらいながら、Aは自分がこの世界に来た時の事を思い出していた。
この世界に迷い込んで、男装をしなければならなくなった時に、Aの長かった髪の毛を切ったのはヴィルだったのだ。
意外な事にヴィルは自ら進んでAに髪の毛を切ってあげると申し出て、Aの髪の毛を切って綺麗にセットまでしてやったのだ。
当時のことを思い出してAが微笑んでいると、どうやらその事を思い出していたのはAだけではなかったらしい。
｢こうしてアンタの髪の毛触ってると、髪を切ってあげた時の事思い出すわね。｣
｢ふふ、僕もそう思ってました。ヴィル先輩にはこの世界に来た時から凄くお世話になって…本当にありがとうございます。｣
｢アンタ危なっかしくて手を出さずにはいられないのよね〜。…まぁ、これからも何かあれば皆に頼りなさい。きっと皆アンタの為なら力になってくれるから。……ほら出来たわよ。｣
｢わぁ…！ありがとうございます！｣
話し込んでいるうちにAの髪はツヤツヤのサラサラで、所謂王子様ヘアにセットされていた。
それから化粧も綺麗に施され、Aの見た目は普段の何倍も綺麗になった。
男装もしっかりしており、Aの姿を初めて見る者はAが女性であることなど微塵も思わないだろう。
｢ヴィル先輩とルーク先輩、本当にお世話になりました！｣
｢こちらこそトリックスターのお手伝いが出来て光栄だよ。｣
｢パーティーだからって浮かれてロイヤルソードアカデミーの奴らに着いて行かないのよ？｣
｢はーい！では、お2人ともまた後で！｣
Aはグリムを抱っこし、軽い足取りでポムフィオーレ寮を出てパーティー会場へと向かった。
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りある(プロフ) - 茨の國のぼっちさん» 笑って頂けて嬉しいですありがとうございますwww (2020年10月13日 8時) (
レス) id: 6c1f495f47 (このIDを非表示/違反報告)
茨の國のぼっち - 頭が少しおかしくなった人ww腹筋ww…崩壊ww…面白すぎます！親にバレない様にするのは無理だったww…最高過ぎます。 (2020年10月12日 23時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
りある(プロフ) - 花蝶霞☆奏音さん» 先生たちの中身は男子高校生であってほしいという願望が炸裂しましたwwww (2020年8月31日 0時) (レス) id: 6c1f495f47 (このIDを非表示/違反報告)
花蝶霞☆奏音(プロフ) - 先生達...w....もうこれ男子高校生の絡みかな？w (2020年8月31日 0時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)
りある(プロフ) - 夢竜さん» 誰が何と言おうと今回のMVPはバルガス先生ですね……wwwwww楽しんで頂けているようで嬉しいです(^-^) (2020年8月28日 16時) (レス) id: 6c1f495f47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りある x他1人 | 作成日時：2020年8月16日 19時
