ぬらりひょんの孫娘、キレる（７） ページ10
ぬらりひょんたちが会話している最中に裏門についた美華たち。
大将格の妖怪と対峙していた。
「あなたが大将格の妖怪ね。我等奴良組本家に何用？」
美華は袖で口元を隠しながら言った。
すると、大将格の妖怪は部下がやられているとも知らずに叫んだ。
「ギャハハハァーーーッ！お前らバカだな！今頃、表が大変なことになってんぞ？！！！」
すると、美華はキョトンとした表情で言った。
「あぁ、あの雑魚どものこと？大丈夫、全員潰してあげたわよ？」
「は？」
「いやぁね、あなたのバカな考えなんてお見通し。………もっと強い妖怪なら考えようもあったけれど………。」
今まで呆けていた大将格の妖怪は我にかえると、狂ったように叫んだ。
「う、う、うるせぇ！く、クソッ！お前だけでも殺してやる！」
大将格の妖怪が美華に向かって走り出したとき、一筋の光が煌めいた。
そして、
「バーカ、可愛い可愛い娘をそう簡単に渡してたまるかよ。」
ザンッ、
「ありがとう、お父さん。」
「良いってことよ。美華に危害を与えようとするからこうなる。」
「流石♪」
「て言うかお前、さっきの泣きそうな顔、ありゃ嘘か？」
「なんのこと？」
切られた妖怪がほっとかれている気がする。
そうまわりの人物たちが思っていると、大将格の妖怪が呻く。
「なっ、お前ぇ、こんな奴いるなんて知らねぇぞ?!!」
美華は鯉伴との会話を止めると、腰に手を宛て、流し目を送った。
その様子には、五歳とは思えぬ色気が漂っていた。
「この人は私の父、奴良鯉伴。奴良組二代目総大将よ。
…………今日という日を潰し、私を甘く見たことを後悔なさい。」
その後、相手方は落とし穴から脱出し、ほうほうの体で逃げていった。
牛鬼「どうやって10体の妖怪を倒したのですか？」
美華「え？簡単よ。実はこの屋敷中にお父さん直伝の落とし穴と罠を仕掛けてあるの。」
鯉伴「ぎゃああぁぁああー!!!!」
美華「あ、お父さんが落ちた。」
牛鬼「あの、美華様？」
初代「ワアアァァアアーーーッ??!!!」
美華「あ、お爺ちゃんも落ちた。ほら、前に牛鬼がくれた戦略本も参考にしたのよ！」
牛鬼「(はぁ…………。)」
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凛恋@キドさん愛し隊(プロフ) - 主人公が面白かったです笑。あと、夏目貴志ですよ〜。 (2018年1月31日 20時) (
レス) id: 64b5b9dc76 (このIDを非表示/違反報告)
真祐(プロフ) - 全然構いませんよ！逆にバッチコイです！ (2015年12月28日 22時) (レス) id: b91ca935e2 (このIDを非表示/違反報告)
宵華 - いえいえ（笑）初リクエストですもん。メッチャやる気出ました(*^^*) (2015年12月28日 21時) (レス) id: 5fd51ca0f3 (このIDを非表示/違反報告)
�� - 私のリクエストを聞いていただけたことがうれしいです！ありがとうございます！ (2015年12月28日 20時) (レス) id: 1d38253789 (このIDを非表示/違反報告)
宵華 - ご迷惑おかけしました。わ分かりましたよ！っていうか私がアホですね(。>д<)！ (2015年12月28日 19時) (レス) id: 5fd51ca0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵華 | 作成日時：2015年12月8日 22時
