ぬらりひょんの孫娘、覚醒（２） ページ28
二つの絶叫が響き渡った。
「フェフェフェフェフェ！そうじゃ、苦しめ！女！自ら愛した男を刺したのじゃからなぁ！！出来なかった偽りの子の振りをしてのぉ！アヒャヒャヒャ！」
気味の悪い声が響く。
ああ、こんなことになるなら、遊ばなければよかった。
でも、何で？あの子は楽しそうだったよ？
何が悪いの？
誰のせいなの？
どうしてお父さんなの？
ドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテ
どうして。
心が、壊れそうになった。
そのとき、心の中で記憶がフラッシュバックする。
遥か、昔の、物語。
そうよ、私は、
戦える。
カカッーーーーー！！
「結界輪、甲乙！！」
美華は叫んだ。
同時に、鯉伴の体を光と花の紋をした結界が包み込む。
それは、鯉伴の体を癒していく。
その横で、笑い声が響き渡り始めた。
「あは、アハハハハハ！！
くくっ、そうじゃ、妾は待ちかねたのじゃ。」
あまりにも恐ろしくて、身震いをする。
まるで、別人のよう。
しかし、自分は知ってしまった。
この少女の正体を。
「さて、では手始めにこの娘の生き肝を喰らうとするか。」
美華の頬に少女の手がのびる。
しかし、
バチンッ
「すみません、お義母様。」
「！ほう、まさか、その結界は秋乃宮か……？！」
美華が築いた結界が、少女の手を弾く。
「お主、生まれ変わったのか！久しいのぉ。確かに、よく見ると、顔立ちも似ておる。もっと顔を見せておくれ。」
「………お義母様。今の私は、奴良美華です。奴良鯉伴を助けたいのです。
………お戻り、頂けませんか？」
少女の顔が歪む。
しかし、すぐに妖艶な笑みに変わった。
「仕方があるまい。可愛い秋乃宮、いや、美華の頼みじゃ、ここは引いてやるか。」
「申し訳ありません。」
ザアッ
山吹の花弁が舞い踊る。
「お姉ちゃん、誰……？」
リクオが呟く。
少女が振り向く。
美華がリクオを守る。
全ての戦いと因縁は、ここから始まった。
―――――――――――――――――――――
やっと本編突入できた……………！！
これから、オリジナリティが強くなりますが、目をつむってくださいm(__)m
リクエストは、待ってま〜す(*^^*)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーアイテム
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凛恋@キドさん愛し隊(プロフ) - 主人公が面白かったです笑。あと、夏目貴志ですよ〜。 (2018年1月31日 20時) (
レス) id: 64b5b9dc76 (このIDを非表示/違反報告)
真祐(プロフ) - 全然構いませんよ！逆にバッチコイです！ (2015年12月28日 22時) (レス) id: b91ca935e2 (このIDを非表示/違反報告)
宵華 - いえいえ（笑）初リクエストですもん。メッチャやる気出ました(*^^*) (2015年12月28日 21時) (レス) id: 5fd51ca0f3 (このIDを非表示/違反報告)
�� - 私のリクエストを聞いていただけたことがうれしいです！ありがとうございます！ (2015年12月28日 20時) (レス) id: 1d38253789 (このIDを非表示/違反報告)
宵華 - ご迷惑おかけしました。わ分かりましたよ！っていうか私がアホですね(。>д<)！ (2015年12月28日 19時) (レス) id: 5fd51ca0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵華 | 作成日時：2015年12月8日 22時
