十九羽目 ページ22
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二人の間に流れる冷たい沈黙。
その殺気にも似た波動が、互いの肌に痛いほど突き刺さる
構成員が行き交い、騒がしい昼のビル内だったが………
そのフロアでは物音ひとつしなかった
「何か、問題でも?」
「いや?何もないよ」
二人揃って澄ました顔をしているが、現場はとんでもない修羅場状態……
物陰に隠れてこの様子を見ていた黒服達は、冷や汗ダラダラである
「まあ、これから私はA君に会いに行ってくるから、報告は後にしてくれ給え」
「了解しました」
ようやく落ち着いたように見えた現場だったが、最後に森は太宰に何かを耳打ちしていた
それを聞き、一瞬目を見開いた後更に目付きを鋭くした太宰。
一方で、太宰とは対照的に不適に笑った森
互いに思惑を抱えたままその場を後にした二人。
彼らには、一体何が見えているのだろうか
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七巳流 - 太宰さぁー〜ーーーん (2022年7月10日 16時) (レス) @page34 id: 910d5180ae (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - Юрияさん» コメントありがとうございます!期待に答えられるように頑張ります! (2019年4月29日 19時) (レス) id: 5e06df6d00 (このIDを非表示/違反報告)
Юрия(プロフ) - とても面白いです!此れからも、更新楽しみにしてます!更新、頑張ってください! (2019年3月17日 23時) (レス) id: f4565d370d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 山吹晋助さん» 態々返信して頂いてありがとうございます。面白いお話にすることが出来ず力不足で申し訳ないです……そう言って頂けて光栄です。これからもよろしくお願いします! (2019年3月8日 19時) (レス) id: 5e06df6d00 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ウナさん» コメントありがとう御座います。これからもよろしくお願いします! (2019年3月8日 18時) (レス) id: 5e06df6d00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイ | 作成日時:2018年9月3日 23時