十五羽目 * ページ18
これは夢か現か。
いや、私が見ていたのは記憶だったのかもしれない
気がつくと、小さな劇場の中に私は独り座っていた。
舞台にかかる紅いカーテンと蛍光灯色に輝く照明
どこか懐かしいその光景に、なぜか私は恐怖を覚えた
今すぐ逃げ出したい衝動にかられ椅子から立ち上がろうとしたが、足が鉛のように重く立ち上がれない
『誰か、誰かいませんか!?』
劇場内に反響する程声を張り上げたが、誰一人として答える者は居なかった。
恐怖と孤独感に押し潰されそうになり、涙が滲んでくる
その時、劇場内に開演を知らせるブザーが鳴り響いた。
突然のことに驚き体を大きく揺らす
早鐘を打つ心臓とは裏腹に、舞台はゆっくりと幕をあけた。
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七巳流 - 太宰さぁー〜ーーーん (2022年7月10日 16時) (レス) @page34 id: 910d5180ae (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - Юрияさん» コメントありがとうございます!期待に答えられるように頑張ります! (2019年4月29日 19時) (レス) id: 5e06df6d00 (このIDを非表示/違反報告)
Юрия(プロフ) - とても面白いです!此れからも、更新楽しみにしてます!更新、頑張ってください! (2019年3月17日 23時) (レス) id: f4565d370d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 山吹晋助さん» 態々返信して頂いてありがとうございます。面白いお話にすることが出来ず力不足で申し訳ないです……そう言って頂けて光栄です。これからもよろしくお願いします! (2019年3月8日 19時) (レス) id: 5e06df6d00 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ウナさん» コメントありがとう御座います。これからもよろしくお願いします! (2019年3月8日 18時) (レス) id: 5e06df6d00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイ | 作成日時:2018年9月3日 23時