【ジョジョ】転生前も転生後も兄【男主】

転生15:いつも通りで ページ17

D「…落ち着いたか、兄上?」

「うん…ごめん…みっともない姿を見せて…」

そう言いながらDIOから離れるが、まだ涙が流れている

D「…ヴァニラ・アイス、湯の準備を」

ｳﾞｧ「かしこまりました」

そう言い残し姿を消した

D「兄上…立てるか」

「ごめん…無理っぽい…」

Aの顔色は、暗いままでDIOの顔すら見ていない

全身血で染まっており、小さく震えていた

D「A…本当にすまなかった」

そう言ってAを抱き上げる

「ごめん…こんな兄で…本当にごめん」

D「いや…昔はこんな兄上の姿を見れなかったから以外と新鮮な気分だ」

クスリと小さく笑い、Aの瞼に口付けをする

それからAは一言も喋らず黙ってしまっった

バスルームに着くと、DIOはAの服を脱がそうとする

そこでAは、我に帰る

「…待って、一人で出来るから…入れるから」

D「遠慮するな兄上、このDIOが直々に脱がしてやる」

DIOは得意げに笑みを浮かべ、脱がそうとする

「うおぉぉい!!!!待て待て!!止めろぉ、何かイヤな予感しましないから!!」

Aは何とかDIOから距離を取り、威嚇するかの様に睨む

D「ｯﾁ…分かった兄上、なら外で待っている」

「おい、舌打ちしたよな?お兄ちゃんだよね、俺?」

Aの話を無視し、抱き締める

D「やはり、兄上はこうではないとな…」

そう言い、また瞼に口付けをする

「DIO…まさかわざと…」

D「あわよくば一緒に、入れると思っていたのだがな…」

「おい、俺の感動返せ!」

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