番外編 海に行こう ページ29
Asaid
待ちにまった海に行く日！
浦田先輩とは現地で集合になっている。
『人が凄いっ！』
着替えて浜辺付近で陣取りをしてくれている浦田先輩を探すため隅から隅に目をやる。
『あっ！いた！』
目に映った光景は、真ん中辺りに陣取っている浦田先輩がこちらを見つけたかのように手を振っている。
その仕草さえも愛おしい…！！
『おはようございます！』
元気よく挨拶すると、先輩も海にも負けないぐらい爽やかな笑みでおはようと返答してくれた。
「似合ってるね…その…水着！」
『この日のために新しく買ってきました！浦田先輩イメージして買ったんです！』
「えっ、？嬉しすぎるだろ…俺の事意識してくれたのすげぇ嬉しいぞ」
そう言って目を逸らしながら私の頭を撫でてくれた。
浦田先輩のこの手つき好きなんだよね…心が暖かくなる。
『特に胸元のリボンが緑色で浦田先輩の瞳の色と似てるんですよね！』
「そんな所まで気を使ってくれたのか、ありがとうなっ！」
浦田先輩はジュースを私に向かって投げてきた。
『あっ、あっぶない』
「わりぃ〜」
『大丈夫です！』
「そろそろ海行くかー！」
浦田先輩が立ち上がった。この天気の事だしここにいても暑いだけなので私は浦田先輩に手を繋がられるやいなや海を存分に楽しんだ。帰り際浦田先輩が振り返ってこういった。
「まじで可愛かった。好きすぎる」
ずるい…
『浦田先輩はカッコイイです。私の方が大好きですよ』
お互いが好きすぎるが故に、維持を張ってしまう。
うわぁ！なでこんな内面外見イケメンなの？！
｢それと｣っと浦田先輩が指で頬をかきながら照れくさそうな表情で、視線をずらしながら言った。
「渉がいい…」
『…へっ？！』
「んじゃ、そういうことだからまたな」
そそくさと帰っていってしまった浦田先輩
今、下の名前がいいって言ったよね？
えっ、えっ、命日？
『わたるくん…っ！』
いい慣れない下の名前を口にするから
とても恥ずかしくなった
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わいなり〜 - うらたさん最後イケメンすぎたんですが…感想叫びますね。高杉いいいいいいいい！付き合ってくれええええええ！！ (2019年7月26日 23時) (
レス) id: 44c20bad9a (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - コメント失礼します。前作から好きでずっと見てきました！細かいところまで表現された感情がとても素敵です！今度こそ夢主ちゃんの恋が叶うのも見てみたいので、1意見としてお願いします。これからも応援してます！ (2019年7月16日 21時) (レス) id: 659d961cb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薇兎ｰらぅｰ
| 作成日時：2019年7月16日 8時
