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六十一 ページ14






「敦くん」


敦「あっ、Aさん。おはようございます」


「おはよう。今、鏡花の仕事探してるんでしょ?じゃあ、これ頼んでも良いかな?」


敦「わっ…!ありがとうございます!」





朝、鏡花が探偵社で初仕事に出掛ける。

仕事を渡して、嬉しそうに頭をさげる敦くん。
そして、二人は出かけて行った。


微笑ましいなぁ…。





国「A、何ニヤニヤしている」


「えー、だって微笑ましいじゃないですかあの二人。国木田さんは表情堅いから、もっと笑ったほうが良いですよ?ほらっ!」


国「や、やめろ…!手を離せ!」


江「ぷっ、あっはっは!中々面白い顔だね国木田!A、やるじゃないか!ご褒美に僕の駄菓子を買ってくる義務を与えよう!」


「はいっ!喜んで行ってきます!」


与「乱歩さん、あんまりAを使うんじゃないよ。一緒に行きたきゃ言えば良いじゃないか」


江「与謝野さんは黙ってて!」





私は、乱歩さんの駄菓子を近くのお店で買い、すぐに探偵社に戻った。

速く帰ったほうが乱歩さんも喜ぶしね!
こんな時異能は便利だな〜。





「ただいま帰りましたっ!」


宮「おー!速いです!」


「異能力便利だから!」


国「そんな事に異能力を使うな!」


「乱歩さんの為ですもん!」


国「……異能無駄使い装「それはやめてくださいお願いします」じゃあ今後変なことに使うな」


「う、うっす!…………」


太「私は異能なんて無駄に使ってないよ?使う機会が少ないからね。だからそんな目で私を見ないでおくれ」





私は太宰さんを軽くスルーして、乱歩さんと駄菓子を食べていた。
太宰さんが駄菓子に手を伸ばそうとすると、「駄目!これは僕とAのお菓子!」と乱歩さんが言った。

何か特別扱い嬉しい…。

太宰さんは、うるうるとした目で私を見てきた。





「…何も食べてないんですか?」


太「そうなのだよ。私は空腹に植えているのだ…あぁぁぁ!誰か助けてくれ給え!」


「………ペロペロキャンディーだけですからね」


太「!Aちゃーん!君は命の恩人だよ!どうか心「しません」はぅあ!速い!」





そんな会話をしていたら、急に国木田さんが叫んで言った。





国「敦達がポートマフィアに遭遇した!誰か来い!」


「私いきます!」


宮「僕も行きます!」





私、仲間に何かあったら絶対助けに行くって決めてるから。

しかも相手がマフィアなら尚更。
私は国木田さんについて行った。




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栗ようかん(プロフ) - 教えてくれてありがとうございます!直しておきました!すみません! (2016年11月2日 16時) (レス) id: 23c3ce90d4 (このIDを非表示/違反報告)
坂田葵(プロフ) - 梶原ではなくて梶井だお(^o^)/ (2016年10月31日 21時) (レス) id: 47bd2bc314 (このIDを非表示/違反報告)
狛狐(プロフ) - 疑問に思ったのですが、梶原ではなく梶井では? (2016年10月31日 20時) (レス) id: dee2e58ef1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:栗ようかん | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2016年9月24日 22時

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