五十八 ページ11
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敦side
国「おい、朝刊見たか!」
太「報道でもやってるよ」
国「『メッセージ』とは此れか」
谷「やはり寮にも賢治くんとAさんは居ません」
報道で流れているのは、ポートマフィアのフロント企業が入っている建物。
そして、賢治くんとAさんも居ない。
この建物と同じように……。
国「谷崎!これ以上単独で動くな!敦と組んで賢治を捜せ!太宰は俺と会議室に来い!社長会議だ!
敵と接触しても戦わず逃げろ!」
そして、僕と谷崎さんは、2人を捜しに出掛けた。
何故かナオミさんも着いてきた。
それに対して谷崎さんが怒っている。
信号が青に変わって、谷崎さんと歩き出した時____
ナ「あらあら、何なら昨日の懇願を思い出させてあ」
ナオミさんの言葉が途切れた。
真逆…っ
谷「ナオミッ!?莫迦な!何の気配も無かッたぞ!」
敦「敵がすぐ近くに居るんだ……!谷崎さん危険です!」
必死に捜す谷崎さんは、1人の中年男性をも押し退けて捜す。
僕は「大丈夫ですか」と言った。
その間に、谷崎さんが敵を見つけたらしく、「見付けたッ!」と叫んでいた。
ル「遊びましょ☆」
敦「!?」
谷「!?」
そう言われた瞬間、景色が変わった。
多分、あの人の異能力だ。
ベラベラとしゃべり続けるその人に、谷崎さんが問うた。
谷「ナオミは何処だ」
ル「あらご免なさい。その説明が最初よね。探偵社の皆さんは、あちらよ」
谷「賢治君!ナオミ!Aさん!」
ル「鍵なしでは開かないわ。開くのはあっち」
ドアの外は静止していた。
でも、そのドアからは出られるらしい。
____仲間を取り返したくなければの話だが。
谷「如何する心算だ」
ル「簡単よ。この部屋のアンと遊んできただきたいの。
____アンいらっしゃい」
後ろから出てきたのは、大きな人形。
それを見た人々は、ドアから出て行った。
残ったのは3人だけ。
男性が1人の残っていたから、危険だと伝えた。
でも、捜し人が居るらしく、残るとのこと。
そして、鬼ごっこが始まる。
ル「準備はよろしくて?」
谷「ああ……っ!!」
ル「ひとりめ____捕まえた☆」
は…………疾過ぎる…っ!
返事をした瞬間、既に人形の手の中に谷崎さんがいた。
そして、ドアの中に引き込まれる。
そして、狙いを僕に定めた人形は、僕に向かって飛んできた。
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栗ようかん(プロフ) - 教えてくれてありがとうございます!直しておきました!すみません! (2016年11月2日 16時) (レス) id: 23c3ce90d4 (このIDを非表示/違反報告)
坂田葵(プロフ) - 梶原ではなくて梶井だお(^o^)/ (2016年10月31日 21時) (レス) id: 47bd2bc314 (このIDを非表示/違反報告)
狛狐(プロフ) - 疑問に思ったのですが、梶原ではなく梶井では? (2016年10月31日 20時) (レス) id: dee2e58ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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