検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:12,872 hit

五十八 ページ11






敦side





国「おい、朝刊見たか!」


太「報道でもやってるよ」


国「『メッセージ』とは此れか」


谷「やはり寮にも賢治くんとAさんは居ません」





報道で流れているのは、ポートマフィアのフロント企業が入っている建物。

そして、賢治くんとAさんも居ない。
この建物と同じように……。





国「谷崎!これ以上単独で動くな!敦と組んで賢治を捜せ!太宰は俺と会議室に来い!社長会議だ!


敵と接触しても戦わず逃げろ!」





そして、僕と谷崎さんは、2人を捜しに出掛けた。

何故かナオミさんも着いてきた。
それに対して谷崎さんが怒っている。


信号が青に変わって、谷崎さんと歩き出した時____





ナ「あらあら、何なら昨日の懇願を思い出させてあ」





ナオミさんの言葉が途切れた。

真逆…っ





谷「ナオミッ!?莫迦な!何の気配も無かッたぞ!」


敦「敵がすぐ近くに居るんだ……!谷崎さん危険です!」





必死に捜す谷崎さんは、1人の中年男性をも押し退けて捜す。
僕は「大丈夫ですか」と言った。

その間に、谷崎さんが敵を見つけたらしく、「見付けたッ!」と叫んでいた。





ル「遊びましょ☆」


敦「!?」


谷「!?」





そう言われた瞬間、景色が変わった。

多分、あの人の異能力だ。
ベラベラとしゃべり続けるその人に、谷崎さんが問うた。





谷「ナオミは何処だ」


ル「あらご免なさい。その説明が最初よね。探偵社の皆さんは、あちらよ」


谷「賢治君!ナオミ!Aさん!」


ル「鍵なしでは開かないわ。開くのはあっち」





ドアの外は静止していた。

でも、そのドアからは出られるらしい。
____仲間を取り返したくなければの話だが。





谷「如何する心算だ」


ル「簡単よ。この部屋のアンと遊んできただきたいの。


____アンいらっしゃい」





後ろから出てきたのは、大きな人形。

それを見た人々は、ドアから出て行った。
残ったのは3人だけ。

男性が1人の残っていたから、危険だと伝えた。

でも、捜し人が居るらしく、残るとのこと。



そして、鬼ごっこが始まる。





ル「準備はよろしくて?」


谷「ああ……っ!!」


ル「ひとりめ____捕まえた☆」





は…………疾過ぎる…っ!


返事をした瞬間、既に人形の手の中に谷崎さんがいた。
そして、ドアの中に引き込まれる。


そして、狙いを僕に定めた人形は、僕に向かって飛んできた。




五十九→←五十七



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
設定タグ:文スト
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

栗ようかん(プロフ) - 教えてくれてありがとうございます!直しておきました!すみません! (2016年11月2日 16時) (レス) id: 23c3ce90d4 (このIDを非表示/違反報告)
坂田葵(プロフ) - 梶原ではなくて梶井だお(^o^)/ (2016年10月31日 21時) (レス) id: 47bd2bc314 (このIDを非表示/違反報告)
狛狐(プロフ) - 疑問に思ったのですが、梶原ではなく梶井では? (2016年10月31日 20時) (レス) id: dee2e58ef1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:栗ようかん | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2016年9月24日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。