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あの後、潤くんに依頼の電話がかかって来て、樋口さんという女の人がやってきた。
内容は、善からぬ輩がいるので現場を張って証拠を掴むとのこと。




国「小僧、小娘。お前たちが行け」


敦「へっ!?」


「(小娘…)わ、分かりました」




潤くんとナオミちゃんも一緒に来てくれるらしい。
そして、ただいま敦くんと準備中。

すると、国木田さんがやってきた。




国「お前達に、この街で生き残るコツを一つだけ教えてやる」スッ


「!…っ」


国「こいつには遭うな。遭ったら逃げろ」




出されたのは芥川さんの写真。
久しぶりに顔を見た。

少し嬉しくて微笑んでしまう。

でも、あぁ、これからは敵なんだっていう事実も突きつけられて、悲しい。


そんな事を考えながら歩いた。

考え事をしていたせいか、何もない処でつまづいた。
地面に顔面が強打する…っ!

と思っていても、何もない。




谷「大丈夫?」


「潤くん…ありがと」


ナ「きゃー!兄様大胆ですわ!」


谷「なっ…!ち、違うから!ナオミやめて!」




顔を赤くして否定する潤くん。
私も現在顔が赤い。

潤くんイケメンだ…。




樋「着きました」


敦「なんか……気味の悪い処ですね」


「な、ナオミちゃん、服掴んでもいい…?」


ナ「ふふっ、怖いんですの?可愛い!」




幽霊とか出そうだし、怖いに決まってるけど…敢えて言わない。
弱い子って思われたくないもの。




谷「…おかしい。本当に此処なンですか?ええと」


樋「樋口です」




潤くんが樋口さんに聞いている。
大抵逃げ道を用意しておくものなのに…




谷「捕り方があっちから来たら逃げ場がない」


樋「その通りです。失礼とは存じますが嵌めさせて頂きました。私の目的は

貴方がたです。
芥川先輩、予定通り捕らえました。これより処分します」


「芥川…!?」




樋口さんが銃を構えた。
ナオミちゃんが動こうとした。

潤くんをかばうつもりだ。

でも、ナオミちゃんが怪我する。
能力発動じゃ遅い…!

治癒能力を使えばいいけど、私に怪我が移るっていうのはあまり知られたくない。




「ナオミちゃん!ダメッ!」




私はナオミちゃんを押して、潤くんの前に構えた。


初仕事なんだから、これくらいはしなくちゃ。

背中が焼けるように痛くなる。




「潤くん…っ…怪我、してなッ…い…?」


谷「Aさんッ!!」



六→←四



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栗ようかん(プロフ) - 悠寿さん» わ、すみません!指摘ありがとうございます!\(°Д° )// (2018年2月13日 0時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
悠寿(プロフ) - 1話目の与謝野さん明子じゃなくて晶子ですよ! (2018年2月11日 19時) (レス) id: 9887905400 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:栗ようかん | 作者ホームページ:http://なし  
作成日時:2016年7月27日 12時

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