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Episode.3 ページ5

「…精神論か。」


「あ!信じてないでしょ?」


「信じてないっていうか…いまいちピンと来ない。どれだけポケモンとトレーナーに絆があっても実力が無かったら勝てないでしょ?」


「ふふ、そう思うなら尚更今度の課外授業が楽しみですね。」


「校長先生!」


話をしていた私達の元にクラベル校長がやって来た。


「それってどういう…。」


「今度の課外授業でAさんの考えが変わる可能性もあると思いますよ。外から得る情報というのはより豊富でより興味深いものですからね。」


それから1ヶ月程経った日…ついにその課外授業の日がやって来た。


「それでは宝探し開始!…いってらっしゃい!」

とりあえずスマホロトムのマップアプリでジムの場所を確認し目的地として設定した。

スマホロトムを確認し階段を降りて広場に着くと見慣れた姿の子が目に入った。


「あれ、ネモ?」


「あ、A!」


「何してんのこんなとこで。」


「それが聞いてよ!ペパーが勝手にアオイのことヌシポケモン探しに連れてこうとするのよ!」


「は、はぁ…。」


「決めるのはアオイだって話をしただけだろ!」


あー、なんか凄いややこしいことになってる。

ペパー(?)くんとネモの喧嘩の原因らしい当のアオイ(?)ちゃんは2人の剣幕に驚いて口を挟めない状態だし。

し、しょうがない…。

「あー、あの…2人とも落ち着…」

アオイ(?)ちゃんの代わりに2人の仲裁に入ろうとした
その瞬間

ロトロトロト…

アオイ(?)ちゃんのスマホロトムが鳴った。

「ん?アオイ。スマホ鳴ってんぞ?」


「やあアオイ。カシオペアだ。
以前伝えていたスターダスト大作戦についてだ。」


通話の内容にペパーとネモ、そして私も固まった。

こ、このタイミングで更にアオイ(?)ちゃんを別のことに誘う人間が現れてしまうとは…。
どうやらスター団を倒す、という話らしい。


「いや、いきなり誰なの!?スター団って不良で危ないし!アオイには関係ないよ!」


「そうだそうだ!コイツはオレと一緒に凄ぇ食材を探すんだよ!」


「決めるのはアオイ自身…だったかな?ネモ、ペパー」


「なんで名前…。」


「アオイ…あなたの活躍を楽しみにしているよ」





________________

アオイ

本作品においてのゲーム主人公です。容姿においてはデフォルトの女主人公の姿をイメージしてます。
ポケモン勝負の腕前は夢主以上の実力で明るく元気で優しい子をイメージして書いてます。

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月兎の姫騎士ルナ(プロフ) - こんにちは!シャルル地方ヤバいですね…!!! (2023年1月3日 11時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飴松 | 作成日時:2022年12月27日 18時

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