奏でさせる、あんさんぶるの輝きを【七種茨】 (ページ41)

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281話ページ41

『眉間にシワがよるとふけるよ』

Edenの新曲のデモが出てウキウキだった茨とはいっぺんして仕事の収録が被ったりして色々大変になっているこの頃

『茨、あそこにいるのジュンくんとあんずじゃん、スケジュールの報告もあるし乗せたら？』

本来ジュンくんと茨が出るはずのテレビ番組、別の局のスケジュールが合わないっていう理由でスケジュールがごっちゃになっている

という報告をちょうどあんずとジュンくんに連絡をとりたかったであろう茨、ラッキーなことに2人が見えて車に乗ってもらいこのことを説明することになった

車に乗るとジュンくんやあんずが車での移動は慣れないなんて話をしていた。

業界人間の特にジュンくんに関してはアイドルだから移動に公共交通機関を使われたら何があったら大変だ
なんて小言を言っていた

最悪免許を取り出そうとするジュンくんとあんず、移動には楽だけど事故のデメリットもあるということの免許に少しあんずは渋っていた

『免許ねぇ、取ってみるのも面白いと思うよ？移動は楽なのは確か』

「バイクの免許あるんですよね…それもちょっと憧れますね」

「あぁバイクはダメですよ」

バイクは車の事故よりも重症になるからと言っていた…さっきまでジュンくんが免許取って筆記も学科試験も落ちたら笑うなんて楽しそうに話してたのに急に真面目になるのやめて

「お母さんみたいなこと言わないで欲しいんすけど」

「よくいるよねこう言う姑」

「ドラマでよく見ますよね！」

ジュンくんと笑っていると怒った顔で茨に書類で頭を殴られた…何食わぬ顔で事実ですよなんて言うな！ちょっと痛いし

そんなふうに話していると現場に着いたためあんずとジュンくんを下ろす形で降りた。茨はまたヘマをするなとお母さんのように小言を言っていた