奏でさせる、あんさんぶるの輝きを【七種茨】 (ページ23)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:11,885 hit

263話ページ23

レベルを選んでねと機械に言われるとレオが最難関モードを選び最初からレベルの高いゲームが始まった

『おいおい、テンポ早い曲とか意味わからない！』

キーボードは作曲メインのレオとAが圧倒的有利の形でポイントが入ってく行く形で始まった、やはり作曲経験のある2人は余裕の様子だった。だが渉も零もドラムやベース、ギターで少しずつポイントを稼いでいきかなりの接戦になった

ゲームが終わると全員が終わった〜という形で機械をおろし、周りの何人かは思わず拍手していた。特にオタク気質の藍良は感動しており動画を撮っていてまたあとで見直します家宝にしますと感激していた

「結果は〜」

機械が採点すると順位が出ており上からA、レオ、零、渉となっていた

『よっしゃ！』

「あ〜くっそ2位か負けた〜」

「やはり音楽専門の2人に勝つのは大変でしたね」

「最初のキーボードで少し負けたと思ったぞ」

AがTrickstarとハイタッチをすると機械にSpecialモードと表示されてまた新しく楽器の選択されていた

「すごい！これ最難関クリアした人しかできないやつだよ！全員クリアしてるみたいだけど、Aちゃんが1番だったから挑戦できるみたいだね！やってみたら！」

「噂しか聞いてなかったすけど本当にあったんすね単純なゲーマーはここで終わる人が多いって聞いてましたけど、Aさんやってみたらどうっすか！」

ジュンと真が嬉しそうにAを見てやってほしい、見てみたいという様子で目をいつにもなく輝かせておりその空気に負けたのかため息をつきながらやることとなった。楽器はさっきの４種類とは別に他の楽器も含まれていた

『管楽器って吹けないからそこは機械で対応とかよくできたゲームだこと、まぁけどせっかくSpecialっていう難しいモードならこれで行くでしょ』

Aが選んだのはSpecialでも難しくある意味一番経験のあるヴァイオリンだった。使用するのは普通のヴァイオリンより弦が違うため普通よりは難しいが挑戦するならやってみたいという気持ちが上になり、やってみることにした

1人でやるため曲が選べる仕様になっておりどれにしようか迷っていた。アイドルの曲はここには入っておらず知らない曲を弾くにも気まずいため悩んでいた

「ふん、分からせてやるために有名な曲の方がいいだろ。ヴァイオリン専用の曲はあまりないようだねまったくだ」

『宗さんゲームに怒っちゃだめですよ』

「まぁこれなら知ってる曲だしいいだろう」