君が1番、とかふざけんな【灰谷蘭】

浮気.9 ページ9

貴「あれ、九井さん？おかえりなさい」
九井「ただいま。晩飯そろそろ届くと思う」

そう言うと部屋のチャイムが鳴った
受け取りをしてから部屋に入る

九井「気を使ってるだろうと思って一旦帰ってきた。俺がいる方が気を使うか？」

貴「いえ、聞きたいこともあったので」
九井さんは優しいし

本当に気遣いのできる方だと思う
モテるんだろうなぁ

…好きな人がいるから関係ないか
灰谷さんもそのくらい一途ならよかったのに

九井「Aは仕事とかは」
貴「辞めちゃってるんです…」

九井「そうか…働きたいとは思うか？」
貴「はい、生活費もないですし…」

今までは灰谷さんが養ってくれてたけど
別れた今ではそんな権利もない

九井「Aくらいなら養えるが…まぁ、遠慮するだろうしな」

その通りだ
これ以上九井さんに迷惑かけられない

九井「俺の管轄の会社なら働けるだろう。そこなら灰谷にもバレないしな…」

貴「お手数お掛けします…」
九井「そのくらい構わない」

九井さん管轄なら心配ないかな
彼からの紹介ってなれば変に絡まれないだろうし

九井「住む家はどうする？居づらいだろ？」
貴「そうですけど…」

それこそ普通に部屋を借りたら見つかる
九井さん管轄の家が私に払える家賃とも思えない

九井「俺が家賃を負担しようか」
貴「……え？」




なんかココがメインのお話みたいになってる…
もうすぐ蘭ちゃんも出ます…多分…

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