検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:259,623 hit

わたしのおへや ページ13

十「お前らのせいだろうが!!」

と副長に怒鳴られ、私は今、いただいた部屋で始末書と反省文を書いている。

道場があんな風になってしまったのも、隊士達に怪我を負わせてしまったのも、どうやら私達のせいらしい。

それで一通り謝罪して回り、今、私は必死に筆を動かしていた。

腕痛い。

道場を建て直すためのお金は、これからの私と沖田さんの給料から引かれるらしい。

つまり、当分給料はもらえない。

いわゆる借金。

でもまあ、(衣)食住揃ってるしいいか。

借金返済するまで解雇されることもなさそうだし。

なんて考えながらも、手は怒涛のスピードで動いて行く。

もう少しで終わる!

と目の前が明るくなったその時、横から伸びてきた手に書類を奪われた。

「あっ!・・・沖田さん」

手を辿り顔を上げると、目に映ったのはやはり沖田さんだった。

総「おお、もうこんなに書いたんですねィ、すげェや」

「でしょう?死ぬほど頑張った」

総「よし、書く手間が省けた。ありがとよ」

そう言って沖田さんは背を向けた。

ん?

・・・・・・・・・ん??

「あのーー?」

総「どうかしやしたかィ?」

「それ・・・」

総「ああ、これですかィ。ちょっと拾ったんでさァ。

持ち主がいないまま捨てられるより、有効的に使ってやった方がいいに決まってやす」

んー

・・・・・・仕方ない、(不本意だけど)返してくれなさそうだしもう1枚書くか。

今の沖田さんの仕打ちも含めて。


鬼の副長殿の説教をもう1度喰らう沖田さんを想像し、私はひっそりと笑った。

まちなか→←どーじょー


沖田さん

「目ェ閉じろ」


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (85 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
245人がお気に入り
設定タグ:沖田総悟 , 銀魂 , 真選組   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

RAPISURAZURI(プロフ) - 指名の仕方が分からなくてごめんなさい!コメントありがとうございます!明日、沖田くんの誕生日ですね♪誕生日ネタは書けるかどうか分からないけど、できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2019年7月7日 17時) (レス) id: eda71cecc1 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 - すごく短かったですが、面白かったです!あと、今日、7月7日で沖田くんの誕生日1日早いですが、おめでとう!(沖田くんの誕生日は7月8日です。)これからも更新頑張ってください!! (2019年7月7日 13時) (レス) id: 137d60e577 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年7月6日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。