びょーいん ページ21
目次のとこがえらいことなっとる。
摂取量が多すぎるとか何とかで医師に取り上げられていた大量の駄菓子達を握らせ、にこやかに男の子を送り出す。
その小さな背中が見えなくなった途端、Aは目を怒らせた。
「沖田さん!何であんなこと言ったんですか!?
半泣きだったじゃないですか!!」
沖田さんの機嫌はまだかなり悪いようで。
顔が険しい。
ものすごく。
この顔であんな風に言われたら、どんな子供でも泣いてしまうだろう。
沖田さんは私の言葉を聞いているのかいないのか、鬼のような顔でじっとどこか遠くを見つめている。
私が鬼のようななんて表現使える日がくるなんて・・・
・・・一瞬思考がズレてしまったけれど、そうやってすぐさま違う世界にトリップしたいというのが今の正直な感想。
気まずすぎるよこれ。
もう慣れたかなとか思ってたりもしたけど、さすがに気まずすぎるよ。
だってさっきの話が・・・
総「話戻しやすが」
ほら。
夢小説特有の、エスパーか的なタイミングのよさ。
「けっ!!
・・・結構です!戻さないでください!!」
思わず声がうわずってしまう。
沖田さんが訝しげな顔でこっち見てる・・・
そりゃ、話戻すって言って否定してくるパターンなんてそうそうないし。
「・・・まだ、私の質問に答えてくれてませんよ」
あんなの、別にそこまで答えて欲しいって訳じゃないけと。
このままその話をするには、どうも心臓が持ちそうにない。
それにほら、もう字数が・・・ね?((殴
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「ビビってんですかィ?」
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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年12月20日 14時