検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:41,745 hit

びょーいん ページ15

「土方さん、土方さん」

廊下を歩く土方を呼び止める声があった。

土方は足を止め振り向く。

「Aさん、昨日からずっと頭から布団被ったまま出てこないんだけど、何か知らないかしら」

ベテランらしい看護師が手振りを加えながら言った。


十「若さってやつだ」


ぽつりと呟き、土方は苦笑する。

土方は先程沖田の病室へ行ったのだが、面会謝絶と部屋へ入れてくれなかった。

今頃2人して同じことを考えているのだろう。

首を傾げる看護師を残し、土方は病院を出た。

タバコを咥え、火を付ける。


見上げた空は、青く澄んでいた。

びょーいん→←びょーいん


ラッキーアイテム

「ビビってんですかィ?」


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
95人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 真選組   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年12月20日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。