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一 「Aちゃん、可愛いね〜。俺の妹と同じくらいの年か。妹の代わりにもらっちゃおっかな。」
え？一ノ瀬さん、何言ってるの？
あはは、翔太くんが笑い出す。
天 「冗談に決まってるじゃん。奏くん、ガチな顔したよ〜。」
ふぅ、良かった。冗談か。
そう思った途端、まふも笑い出す。気がつくと一ノ瀬さんも笑ってて。
奏 「みんなして！なんで笑うんですか！」
真 「ごめんごめん。奏くんの反応が面白くて。よっぽどAちゃんが好きなんだね。」
奏 「そりゃあ。十年も一緒にいますから。」
真 「そう言う意味じゃなくて。」
一息ついてから言う。
真 「恋愛感情でってこと。」
え？僕が？Aちゃんを？恋愛的に？好き？
奏 「そ、そんなわけ…！」
一 「いや、あるね。」
天 「うん。よく考えてみて。いつもAちゃんのこと、考えてるんじゃない？」
考えたこともないことだった。
翔太くんに言われてよく思い返してみる。
……そうかもしれない。
確かに、Aちゃんに対して不思議な感情が沸き上がってくることがある。
最近になってからだけど。
この感情が恋？
恋って、こんなにも苦しくて、切ないものなの？
胸がキュッとなって、いつでも君を見ていたくて。
なのに、本当に会うと、見ていられなくなって。
そんな自分が嫌になって。
一 「俺も、多分その気持ち、わかるよ。」
奏 「え…？」
一 「多分、俺も。会ったことはないけど。会いたい。触れたい。直接話した
い。機械越しじゃなくて。
だけど、なんか怖いんだ。」
天 「あれ？彼方くんが語ってる。その人ってもしかして…？」
一 「言うな。」
天 「わかってるよ。」
真 「ええ〜！僕気になりますー！」
奏 「僕も！一ノ瀬さんが恋してるとかなんか意外！」
一 「俺ってどんなイメージなわけ？さっき会ったばっかりじゃん。」
真 「僕もわかりますよ、奏くんの気持ち。」
一 「えっまふまで？」
僕は思わずクスッと笑ってしまった。
なんだか、とってもほのぼのした光景。それは、どこかで聞いたような光景で…
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
そのときなったインターホン。
天 「あ、ちょっと行ってくる。」
しばらくして聞こえたのは。
天 「ほら、上がっていってよ。ちょっとだけでいいからさ。」
いやがる声が聞こえる。
あれ？この声最近聞いたよ？
天 「ほらほら。」
だんだん近づいてくる声。姿を現した翔太くん。一緒にいたのは…
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ウサッキー(プロフ) - 小4で、身長が135cm！？私は中1で、132cmなのに…負けた… (2019年7月22日 20時) (
レス) id: 13b658b6da (このIDを非表示/違反報告)
もかゆう - 凄く面白いです！訳あってお気に入りは出来ませんが、星とコメントをさせて頂きます！ (2019年1月24日 19時) (レス) id: 8705017671 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜 - 誕生日私の後日 Σ(ﾟДﾟ)ｽｹﾞｪ!! (2018年10月21日 12時) (レス) id: cfbf4a440e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぴらず | 作成日時：2018年5月13日 20時
