龍の隠れ里 ページ47
ザッ
木から降り立つ人々
「いずれより参られた、赤い髪の少女よ」
探るように,見定めるようにAを見つめながら問いかける
カポっ
異様な緊張感にAは面をはずし
その自身の瞳で問いかけて来た者を見据えた
『…風の地,神官様のお導きにより四龍の戦士を訪れて来た.あなた達は龍の血を持つ人?』
"神官"…その言葉に再び空気が揺れる
「我々は白き龍の守り人…ご案内致しましょう"白龍の里"へ…」
ーーー
白龍の里へとつくと捕らえられているユンの姿
『あっユン元気?』
「元気に縛られてるよ!!早くたすけてよ!」
「赤い髪の客人のお仲間だ、はなしてやりなさい」
その後Aの周りに集まりだす白い髪をもつ里の人々
「あかいかみ」
「美しい…」
「本当だ!」
ユ「…なんなの?」
ハ「わからん.だがAを見た途端手のひらを返したように…いや、あいつとゆうよりむしろ…」
会話を聞いていた里の者が話し始める
「我々にとって赤い髪は特別な思い入れがあるのです.初代白龍様は赤い髪の主に仕えておられた
あの子は緋龍王の様な赤い髪をもち、その上神官様のお導きでこの地を訪ねられた…もしや…あの方が…あの方こそが『違うよ』
話を遮る様にAがやってきて被せ気味にそう呟く
その表情ははなんとも寂しげ
『私はそんな大層な人間じゃないよ…きっとあなた方が言っているのは我が主…ヨナ姫様のことだと思う〜』
さっきとは違いヘラヘラとそう言うA
・・・
「…ともかく白龍様にお会いになってください」
ユ「その白龍様ってのはどう特別なの?この里の人間はだいたい皆んな白龍の子孫なんでしょ?」
「そうです我々は白龍様の子孫…」
しかし白龍様の力を持つ御方は
この里でたった一人
ーー右手に龍を宿してお生まれになるのですーー
121人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐 - 続きが読みたいです。パスワードを教えてください! (2018年6月3日 10時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
nozomi1101kanno(プロフ) - 私も続きが読みたいのですがパスワードがあって読めません。 (2018年5月25日 20時) (レス) id: 69e2cc9efd (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - 私も続きが読みたいのですが、パスワードが分かりません。 (2018年3月27日 8時) (レス) id: 2e15afb312 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki3624ykc(プロフ) - 続きが見たいのですがパスワードが分かりません。゚(゚´Д`゚)゚。 (2018年3月23日 17時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
ranx(プロフ) - あやさん読んで頂きありがとうございます!作成の時パスつけることがありご迷惑をおかけしております(;ω;) (2016年10月9日 22時) (レス) id: 6dcf6d0513 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ranx | 作成日時:2016年9月3日 18時