Fantastic◆ActionーTFー【ファンタビ】

60:自虐的←2.24更新 ページ14

大蛇になっていたナギニは、動きを止めた。




人々が逃げ惑っているのに気づいたのか、クリーデンスが幕から顔を出した。





ナギニ「貴方は…一体……」





ナギニは人間に戻って、檻越しにAを見る。





A「私は、MACUSAのA・ラベットナード。貴方とクリーデンスを保護するために来ました」





Aは杖を振って、檻を壊した。




木っ端みじんになった檻に、ナギニもクリーデンスも目を丸くした。




A「別に強要はしません。でも、私が絶対…貴方達を護ります」





・・・・・




ナギニ「ラベットナード、さん？」




A「はい？」





ナギニは、寒そうな青い光沢のドレスを揺らしながら、訊ねる。




ナギニ「私が大蛇になった時…声が、その…頭の中に響いたんだけど…」





クリーデンス「なんかの、魔法？」





無口だと思っていたクリーデンスが口を開いたことに驚きつつ、Aは答える。





A「私、生まれつき動物の言葉が分かるの。制御が出来ないのが、残念だけど」





Aの自虐的な言葉に、クリーデンスはとても他人事には思えなかった。





・・・・・



順位が上がっていました！



本当にありがとうございます！




スランプも何とか乗り切れ…そうです！




2019.2.24 真竜

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