【あんスタ】いまさら プロデューサーと いわれても

10　◇.謝罪 ページ11

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昨夜はそのまま泣きつかれて寝てしまったようで、朝シャワーを浴びてから登校。


まだ、完全に髪は乾ききってないけど遅刻するよりはマシだ。




教室に入ると、一斉に集まる視線。
けれど誰も話しかけようとはしてこない。





あぁ、前の学校でもこうだったな…。


自分の席に荷物を置く。


氷鷹君、明星君、遊木君は3人で談笑しているようだ。
邪魔したくはないが昨日のことは謝らなければ…




1つ深呼吸をして、









『あ、あの……！




昨日は途中で抜けてしまい申し訳ありませんでした…！』


3人の顔を見れず、下を向いて謝罪する。



『それに、片付けまでさせてしまいましたし……！

あぁっ、あと、私の言葉で気を悪くさせてしまって……！
昨日の言葉はお気になさらずに…！！


衣更君にもそうお伝えください……！



えぇえええっと、、、





本当にすみませんでした…！！』





返される言葉が怖くて、

全力疾走で教室を出る。





あぁぁ、、、






意気地無しにも程がある。









*









「言うだけ言って、風のように去っていったね…」

「ふむ、そうだな…少し話したかったのだが。まぁ、戻ってきてからでもいいか」


「ん〜、僕はまだ怖いな…

生まれてこのかた、あんな独特の雰囲気の人会ったことないもん」



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