女子会 ページ34
メメに案内されて部屋に着く
相変わらず女子寮の方も広々としていて
1人で出歩いたら迷子確定だな、なんて自分で思ってしまった
荷物を置いてある程度部屋の整理をするために
メメと別れて部屋に入る
持っていた自分の荷物を下ろすと、
なんだか急に重力が強くなったような感覚に襲われた
(今日一日で、ほんといろんなことがあったもんなぁ。
入間君のことも、バラム先生のことも、、
それから_
オズのことも…。)
≪__俺から逃げれるなんて、思わないでね≫
そう囁かれたときのことを思い出す
顔全体が赤く、熱くなっていくのが分かって
部屋には誰もいないと分かっているのに、両手で顔を隠した
『あぁあ、やばいやばい、これ以上思い出すと毒だ、、、』
ラ「な・に・が、毒なの〜?」
『なにって、今日の近すぎる距離思い出したら、、って、え?』
ラ「はぁ〜い、ナル先生♡」
『、、、、。えっ、ええ!?!?!
らら、ライム先生!?!?!?!?!?
い、いいつからそこに…!?』
聞こえるはずもない返事に驚いて顔をあげるとライム先生がいた
誰もいなかったはずの部屋にいるライム先生に驚く
私の驚きに動揺することもなくライム先生は手を自分の口元に持って行った
ラ「いつからって、うーん、ナル先生がお部屋に入っていくところから?」
『いやほぼ
ラ「そう?隣の部屋に入っていくからつい気になっちゃって!」
こっそり後に続いて入っちゃったの、ごめんね?と
ライム先生は笑う
それにしても、ナル先生寮生活じゃなかったわよね?と
不思議そうに見られたので急いで事情を話した
『と、いうわけで、詳しくは話せないんですが
今日からしばらくここで生活することになりまして…
お隣なので、ライム先生、ぜひよろしくお願いします!』
ラ「あらあら、かしこまっちゃって。
でも丁度ナル先生ともっと仲良くなりたいと思っていたの!
だからよろしくね、ナル先生♡」
『それは嬉しいです!ぜひぜひ!!』
ふわっと包むように笑うライム先生
色気があるだけじゃなくて優しくて非常に頼りになる人だ
私も安心できて、自然と笑みがこぼれた
ラ「で、さっきの話の続きなんだけど___」
『う゛っ、』
でも、さすがに見逃してはくれないみたいだけど
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作者名:らむねるねるね | 作成日時:2023年1月25日 22時