【魔入間】アンラッキーを添えて【オリアス・オズワール】 (ページ33)

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確認してもらったところ、問題なく貸してもらえることになった

いくつか空き部屋がある中で、

ライム先生のとなりの部屋が空いているとのことだったので

顔見知りの先生が近い方が何かと落ち着けるかなと思いその部屋を借りることにした

オトンジャさんに慌ててお礼を言う

オ「全然大丈夫ですんじゃ！

だから、そんなにかしこまらないでほしいんじゃ！！」

両手をブンブンと振り私以上に慌てるオトンジャさん

急に頼んでしまったのに、なんて優しい方だろう

『ありがとうございます、お世話になります。』

ダ「いいよ～！」

ヒ「いやお前じゃねぇよ」

メメが真顔でダリ先生にツッコむ

え、ダリ先生相手にそんなに強気でいいの？

なんてナルは内心思ったが

ダリ先生も雑な扱いを受けて怒っている様子はないし

むしろ逆で結構嬉しそうな感じだし大丈夫そうだった

ダ「ようこそ！悪魔学校(バビルス)教師寮へ！

って言っても、いつも来てるからそんなにレア感はないかな？」

『あはは、、でも、女子寮の方に行くのは初めてなので

ちょっとワクワクしますね』

ヒ「むしろその状況がおかしいんだけどな」

『…確かに？』

言われてみればそうだなと思う

オズとゲームをしに遊びに来ているだけとはいえ

男子寮には入っているのに本来の性別の方には入っていないという不思議な状況

あれ、私ほんとに女子か！？

いや、女子だよね、うん、、、女子だと思いたい

わかりやすく顔をしかめた私をまたメメが覗く

あ、やば、また考え事してた、と

ハッとなって表情を戻した

ダ「とりあえず、メメ先生に部屋まで案内してもらうといいよ！

…いつも迷子になってるし、一人じゃいけないでしょ？」

『うっ、、、お願いします、。』

ヒ「…別にいいけど、、ほら、こっち」

メメに手を引かれて歩き出す

最後にダリ先生と別れを告げてその場を後にした