哀の花言葉【文スト】 (ページ13)

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毒《中原中也》うちさんﾘｸページ13

花が咲いた

1輪の美しい花が

花は美しさと罪を持ち、すくすくと育った

しかし毒を注がれ、枯れていった

その幸せで残酷な花の人生はそこで終わった...

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私はポートマフィアの幹部...中也の補佐をしている

裏社会なんて行くな、何馬鹿な事をしてるんだ、なんてことを沢山言われた

じゃあどうすればいいの？

私は何時も1人だった

学校でも、家でも

ある日会ってはいけない人に出会ってしまった

「あーあ、今日も1人かぁ...」

「暇だねぇ...」

？「嗚呼、暇だな...」

「うん、暇だn.....誰？」

？「はぁ？」

この人は"中原中也"と名乗り、私を急に引っ張ってポートマフィアという所に連れていった

私はなんの才能もない
何故私を此処へと連れて来たのかが謎だった

中也「手前は、殺しの才能がある。だからポートマフィアに入って欲しいと首領が...」

「はぁ？」

私は普通の学生ですよ...？

人殺しなんて...そんな...こと

あ...れ？
人...殺し...？

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『っ...来ないで...！！』

いや、違う

『おい！化け物がこっちに来たぞ！！』

違う違う違う、私は化け物じゃない

『やめてよ！人殺し！！』

私は人殺し......？違うよ

『まだ分からないの？自分が人殺しだって』

違う...私は人殺しなんかじゃ...ない...

中也「おい！大丈......」

人なんて殺して...ない.....

よね...？

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目を覚ます

さっきの事は夢だと教えてくれる様に

中也「おい、起きたか？」

悪夢は終わらない

「あ...れ？夢じゃない...？」

中也「何言ってんだ？」

受け止めなければならない

絶対に

「ねぇ...私って人を殺したりした？なーんて笑」

中也「...」

「やっぱりそうなの...？教えてよ...」

中也「っ...手前は...Aは人殺しだ。それも何人もの人を殺して生きてきた。だからこそ、マフィアに来て欲しい」

「いいの...？人を殺したんだよ...？許されることなの？」

中也「嗚呼、社会が許さなくても俺が許してやる」

私は泣いた

こんな人殺しでも許してくれる人が居るなんて

居場所があったなんて

その日はずっと苦しみが消えるまで泣き続けた

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中也に出会っていなければ哀しく苦しい人生だったと思う

中也は私にポートマフィアという毒をくれた
毒で何時死ぬかも分からない
でも

幸せだ

だから今ドクニンジンの花を中也に贈る