僕らの因果応報

Story 18 〜療養〜 ページ19

カラ松side

久し振りだな！大体何話ぐらいだ……その間ずっと暇だったんだからな！
其れは兎も角、今俺は海の中にいるんだ。唐松が頼んでくれたお陰だな。感謝しないとな。因みにその神の顔が何故か俺に似ている気がするのだが…まあ、同じ顔は三人いると言うしな！

此処は、如何やらギリシャらしい。らしいって言い方が可笑しいが何処か分からないんだ。そして今此処で素晴らしい療養生活を送っている所だ！
無理にカッコ付けなくても皆反応を返してくれる。俺含め皆が和気藹々としている。此処は彼処と違って暖かい。海の方が冷たいのに何だか可笑しいな。ポセイドンとは趣味の話とかで盛り上がっているからな！

何せ今迄兄弟達に散々殴られて来たからな。存在無視は当たり前。身に覚えのない事まで背負わされる。意味が分からん。そして極め付けはあの景色。なあ、俺はそんなに要らなかったのか？愛したら返ってくるものでは無いのか？

俺は、殴られた痛みよりも、存在を忘れられた事の方が辛かったよ。

今は此処で見ている事しか出来ない。だが助けようとは思わない。だってこれくらいの時間の苦痛如何って事無いだろ？俺が耐えられたのだからな、ブラザー達に耐えられないわけ無いだろ？其れに…別に今のは物理的にも精神的にも安全な方だと思うんだがなぁ。あ、最後に、

「此れで終わる？そんな訳無いだろ。全員に対してきちんと復讐するぞ？
先ずは誰にしようか。うーん……「トド松とか如何よ？」うわッ、吃驚した。いるなら言ってくれ、御粗松」
「えーだって今迄俺等殆ど出番無いk(ドッゴーン‼)「仕方無いだろ」
せめて最後まで言わせて⁉」「其れより何故トド松から何だ？」
「ああ、えーっとねえ、末弟からの方が色々都合が良いよ？何せ長男はかなりの兄弟依存があるからな。徐々に壊していった方が効果覿面よ？」
そう言う物なのだろうか。まあ、お任せするとしよう。あ、もちろん最後には俺が登場するぞ？

そろそろ神視点に行かないと我儘言われそうだからこのくらいにするとしよう。
「C'est la vie！」

Story 19 〜厄災〜→←Story 17 〜被害〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す