202話~一人称が僕の理由~ ページ29
鶴町伏木蔵side
A先輩と五年生の入れ替り事件の数日後
お疲れ様でした〜A先輩
ぼく、鶴町伏木蔵は今A先輩と尾浜勘右衛門先輩、後兵太夫と一緒にお団子屋に来ています!
謎のメンバーで何が起こるかわからないこのスリル〜………
貴女「よくわからんが、このメンバーにスリルとミステリーとサスペンスを求めるなよー?伏木蔵」
鶴町「読心術?………わかりましたぁ〜」
笹山「そんなこと考えてたんだ……;;;」
ふふふ……隙あらばスリルとサスペンス!それがぼくの…何だろ?
尾浜「いやぁそれにしても良くこんな美味しお団子屋を知ってたな?A〜」
貴女「一週間程前、潮江先輩が言っていたのを覚えている左門が言っていたのを覚えてたんです」
尾浜「ややこしい説明!」
というかあの潮江先輩が知っていたことにぼくは物凄く驚いた
笹山「あっ!そう言えば!!」
鶴町「?」
ぼくの隣で何かを思い出したかのような顔をして声を上げだ兵太夫
笹山「ずっと前から思ってたんですけど、どーしてA先輩って自分のことをぼくって言っているんですか?」
あっそれぼくも気になってた〜………
ぼくたちは団子を口に入れているA先輩の方をじっと見た
その隣で何か尾浜先輩が団子一気食べしてるなんて知らないよぉ〜?
A先輩は口に入れた団子を飲み込んで口を開いた
貴女「…知らないや、気付いてたら僕って呼んでた
多分半助君と出会う前からだとは思う」
そんなに前から………
あれっ?ならでも
鶴町「確かA先輩には兄弟は居なかった筈……じゃあ何で?」
ミステリーだぁ………!!
尾浜「………………」
貴女「うん本当に何でだろう………?」
尾浜「誰かに小さいときに会ってたとか?」
尾浜先輩のその言葉でぼくたちは動きを止めた
小さいときに会ってた
誰と?
でもそれなら納得はできる気がする
貴女「……会ってましたかねぇ?」
笹山「覚えてないんですか?」
尾浜「大変ねぇA」
尾浜先輩、何か何時もと様子が違うような気がする………何時もより覇気がないというか………
貴女「…んーっと、何か知らない小さな男の子がいたようないなかったような………
前に一回だけ僕の夢の中に出てきて僕の事をAって呼んでた………」
鶴町「おぉ〜………!!」
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元薺(サイ)だった者(プロフ) - ななみさん» わかりました!!リクエストしてくださりありがとうございます!ずっと待ってました!! (2019年1月5日 17時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます。あ、リクです!小平太先輩と勘ちゃん先輩と八先輩の三人が夢主ちゃんと、なんでもアリのだるまさんが転んだをする話(www)って書けますか?でも書いても書かなくてもどっちでもokです。更新がんばです(`・ω・´) (2019年1月5日 4時) (レス) id: 8a69c52a4c (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 世界の隅っこさん» うわぁ!!リクエストありがとうございます!!!わかりました!!二つですね!頑張りますね!! (2018年12月10日 23時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
世界の隅っこ - あと、伝七と喜八郎とお昼寝するお話もお願いします! (2018年12月10日 23時) (レス) id: 779e4db819 (このIDを非表示/違反報告)
世界の隅っこ - リクエストです!五年い組の二人とお出かけするお話をお願いします(°▽°) (2018年12月10日 23時) (レス) id: 779e4db819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2018年11月17日 9時