【忍たま】のんびり屋の忍たま日常

39話~クドウ君と手紙~ ページ43

貴女side



鶴町「A先輩ぃ！」


貴女「！伏木蔵！！」




ﾎﾟﾌｯ






何故か伏木蔵が走ってきて僕にダイブした




案外軽いからよろけなくて良かった………先輩としての示しがつかん





鶴町「着いてっても良いですかぁ？」


貴女「良いけど、つまらないと思うぞ？」



鶴町「？何するんですか？」



貴女「僕が鷹のクドウ君を飼っているのをしっているだろう？クドウ君の所に行くんだ」




鶴町「！見てみたいですぅ！」






目をキラキラさせた伏木蔵





貴女「相変わらず可愛いなぁ！伏木蔵は！！じゃあ行くか！」




何で後輩はこんなにも可愛いのだろう………




in飼育小屋




貴女「あれ？孫次郎に三治郎、虎若、一平じゃないか」






生物委員会の一年ズがうさちゃんやタヌキとかを撫でている



僕のクドウ君は小屋の奥に居る

僕が笛を吹いて向かってこれるためにと八左ヱ門先輩が手作りしてくれたのだ





虎若「A先輩だー！A先輩！今度照星さんが来るのでその時一緒に銃のご指導お願いします！！」


夢前「あっA先輩！A先輩！！後でぼくと兵太夫の部屋に来て下さい！新しいカラクリを作ったんです！」


初島「A先輩ぃ、このタヌキさんこの前新しく産まれたので今度名前つけてくださいぃ！」


一平「A先輩！授業と宿題で分からないところがあるので後で教えてください！！」





アハハー僕の回りが一年ズでわっちゃわちゃー



天使だ……一年ズ可愛い





貴女「わかったわかった！わかったから少し落ち着こう！動物達が吃驚しちゃうよ？」






はーいｯと元気の良い返事が帰ってきたので良しとしよう！






鶴町「……A先輩、クドウ君わ？」



貴女「そうだったねごめん、ちょっと急いでやらなきゃいけないことが有るからまた後でね？」





すると少しションボリとした雰囲気を漂わせて頷いた



ちょっと罪悪感が襲ってきたんだけど…





クドウ君の部屋の前に来てクドウ君に手紙を入れた布を結ぶ



そして外に出す






貴女「良いか？クドウ君には大事な役割を任せる、全学年の誰か一人づつにこの布の中にある手紙を渡してきて、その後君の大好きなあの人に渡してくるんだ



賢くて偉いクドウ君だから出来ることだ」






僕の言葉にしっかりと頷いて飛び去った








貴女「後は返事を待つだけだな………」



鶴町「？」

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