【忍たま】のんびり屋の忍たま日常

34話~半助君とおろし大根~(リクエストありがとうございました！！) ページ38

貴女side





ハハ………まずい





あのちびっ子達をかえして学園に戻ってきた頃にはもう既に空は暗くなり始めていた



直ぐに帰ってくるって言ってたのに………






半助君に怒られる………





そろりそろりと半助君の部屋の前まで来る




中には半助君と同じ気配がするから中にはちゃんと半助君がいるみたいだね







ｶﾞﾗｯ



貴女「はっ半助く………ん？」




土井「帰ってきたか、遅かったじゃないか疲れただろう？一緒に食堂に行こう」





わーぉ素晴らしい笑顔デスネ




in食堂





貴女「えっAランチで………」


おばちゃん「あいよ！お残しはゆるしまへんでぇ！！」





………ハハｯ何時もならここが一番怖いと思っていたけれど本当は違うかったみたいだ






静かに席につく半助君の隣に静かに座る





土井「………今日のBランチは何か分かるか？」




貴女「えっ？……え、と………おろし大根とハンバーグ等々………です」








おろし大根辛いから嫌いなんだよなぁ









………あ








土井「正解だ、褒美にお前が大好きなおろし大根の塊をやろう！」ｶﾞｯ!





貴女「うわぁ？！素晴らしい笑顔デスネ？！僕はおろし大根嫌いだよ？！」ｶﾞｼｯ!



ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ






おろし大根の塊を箸でつかんで僕の口に入れ込もうとする半助君の腕を掴む





貴女「てゆーかそんなことするとおばちゃんに怒られるんじゃないの？！」ｸﾞｸﾞｯ




土井「事前に知らせておいたんだよ……！だから大人しく食べるんだｯ」ｸﾞｸﾞｯ



貴女「なんだと？！半助君！君大人でしょ？！大人気なさすぎだよ？！！」ｸﾞｸﾞｯ





なんだよぉ！僕前にも言った通りまだ辛いのキライなんだぞ？！





土井「約束破って遅くかえって私を心配させた罰だ！観念して食べろぉ！！」ｸﾞｸﾞｸﾞｯ





更に力いれてきたよ！この大人！



貴女「ぬっぬぉぉぉ！！やめろぉぉ！やめてくれ半助君！！！僕はまだ辛いのが食べれないんだぁだ！」ｸﾞｸﾞｸﾞｯ






この争いが何時まで続くのか………






僕たちの戦いを見ていた他の生徒達は同時に思った




が、そう長くは続かなかったらしい





土井「ほらぁ！A〜お前のだぁいすきな辛いものだぞ？食べるんだぁ！！」ｸﾞｸﾞｯ


貴女「あらぁ？半助君はもう認知症なのかしらぁ？僕は辛いものは食べれないんだぁ！」ｸﾞｸﾞｯ









続く

35話~呼び方と恥ずかしがた~(リクエストの続きです！)→←33話~ちっこい子達とご本人~

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