【忍たま】のんびり屋の忍たま日常

30話記念に番外編 ページ34

30話記念に番外編


〜留さんの家に帰還〜




食満留三郎side




夏休み、いや夏休みに限らず忍術学園がお休みの日は後輩であるAと一緒に家に戻っている



家と言っても親が忍術学園に通うために用意してくれた家なんだがな







貴女「留先輩！出来上がりましたので食べましょう」





Aは訳あって俺の家に居候している



前は仙蔵の処だったが色々あって俺の所になったのだ




食満「何時もすまんな、A」


貴女「いや、此方は居候させてもらってる身なのでこのぐらいは当然です！」



食満「そう言うものか？……まぁAの料理は美味しいから嬉しいんだけどな」



貴女「ありがとうございます」







これならAの婿になる奴は幸せだな






二人「「いただきます」」






一口食べるとそれはもう高級な食べ物を食べているかのような味が広がる






貴女「あっそう言えば留先輩


僕明日と明後日は勘ちゃん先輩と伊作先輩の夏休みの宿題を手伝うって約束なので帰りが遅くなります」



食満「何？そうなのか………Aとその二人の宿題は何だ？」



貴女「僕は何故か三つあるんですよ………




一つが誰か二人の夏休みの宿題を手伝うこと


二つは大木雅之助さんのらっきょう作りを手伝うこと


最後が四年用の漢字ドリルです」





食満「んっ？まてまてまて………何故Aだけ三つあるんだ、そして何故四年用の漢字ドリルなんだ」




おかしいだろ、それに何で大木雅之助先生なんだ！？



貴女「わからないですよ………どうせ小松田さんが転んで皆の宿題をごちゃ混ぜにしちゃったんでしょう



それで勘ちゃん先輩の宿題がドクタケ城の忍に変装して潜入、次何処と戦するか確かめるようです


善法寺先輩はタソガレドキ軍の旗を持ち帰ることが宿題です」






………小松田さん




食満「はぁ、わかった



宿題の事だが………







一日かけてもいい二日かけてもい





ただ兎に角、無事に帰ってきてくれればそれで良いんだ




だから気を付けて行ってこいよ」







フワフワな頭を撫でる







貴女「！はい………！！」






お前の笑う姿がみれないのはとても悲しい事だからな………

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