【忍たま】のんびり屋の忍たま日常

28話~あかつきの付く二人と怪我~ ページ31

in医務室






伊作「………この怪我は何？」ﾆｺﾆｺ








貴女「………忍者と一人で戦ってついたものデス」









伊作「そっかぁ、これで何回目だったっけ？
怪我を負ってそれを忘れて放置してたの」ﾆｺﾆｺ




貴女「じっ16回目………？」









伊作「惜しい！！39回目だよ！」ﾆｺｯ








ひぃぃぃぃいぃぃいっ！！！！




目が、目が笑ってないですって伊作先輩！！




ほんと怪我の事とかの事になると怖いなこの先輩！









孫兵「説教はそれぐらいにして早く手当てしてやってください、俺はジュンコの散歩に行ってきます」







えっちょ孫兵！！君がそんな奴だとは知っていたけれど！流石に酷いよ！




嫌だよ！だって今数馬も乱太郎も居ないんだよ？！いるの可愛い可愛い左近だけだよ？！





怖いよ！！





川西「取り合えず手当てしちゃいましょう？伊作先輩」




伊作「………うん、それもそうだね




じゃあそこに上は前垂になって仰向けに横になって」






ありがとうね………左近…………君は本当に優しいね





あっ今どっかの絵本のタイトルと同じことを言った気が………しないね、うん


取り合えず言われた通り上を脱ぎ上着は前垂だけになって横になる




伊作「染みるかもしれないけど良い？」



貴女「………染みる以外の傷の塗り薬がありますかね」





それじゃあ塗るねと言う言葉と同時に背中にひんやりとした感覚が伝わった







貴女「おー少しヒリヒリするー、これで毒を一緒に塗ったらどうなりますかねー？」




伊作「恐ろしいこと言わないで！？」




ｶﾞﾗｯ






「あの、怪我をしたんで消毒してもらいたいんですけど………ってあれ？A先輩だ」





貴女「やぁ！左吉！！」


仁暁「はい仁暁左吉です、大丈夫ですか……？」






あぁ……ギュッてしたいけどいま治療中だから出来ない………！！






川西「どこ怪我したの？」



仁暁「えっと、左腕です



実習授業で木が掠っちゃったみたいで………」







あーあれ地味にいたいんだよな、下手すると木が刺さるし




左吉は消毒してもらうためなのか僕の隣に座った






仁暁「大丈夫ですか？その背中の怪我………」




貴女「心配ご無用、僕を誰だと思ってるんだ？学園で2番目位にしぶとい曉Aだぞ！」






笑って左吉の頭を撫でる




すると左吉はホッとしたような顔になった

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