Folge 29 ページ29
『...お、ここだな？』
すごい早さで廊下を飛んでいた僕は、動きを止めて扉の前に立つ。
『ロボロさーん、Aです、居ますか？』
ロボ『あ、Aくん...ちょお待ってな...』
ロボロさんがそう言い、静かに待っていると扉が自動的に開く。
ロボ『どうぞー。』
『えと、お邪魔します？』
中に入ると、一面に拡がるパソコンの画面。
そしてその真ん中に座るロボロさん。
足元にはよく分からないスイッチや機械が転がっている。
ロボ『あーすまんなぁ、頑張ってこっち来れる？』
『大丈夫です。』
足場が悪いなら飛べばいいじゃない。←←
と
ということで、羽を動かし天井にぶつからない程度の高さで飛ぶ。
ロボ『ほんま、その羽便利やなぁ...めっちゃ綺麗やし...っと、見とれるとこやった...これ、Aくんのインカムな？』
ロボロさんが僕の前に何かを差し出してきた。
ロボロさんに近づいてそれを手に取れば、ヘッドフォンの片方バージョンの様なものにマイク？がついている。
横には色とりどりのボタン。
そのデザインは、ハウジングが白っぽい水色をベースに、赤のラインが二本入っていて、その他は全て白っぽい水色で塗装されている。
ロボ『横についてる、オレンジのボタンやと全員と話せるで。個人個人やったらこのイメージカラーのボタン。複数の人やったらオレンジのボタン押しながらその人のボタン押すとその押した人限定でインカム飛ばせるで？』
『イメージカラーというのは...？』
ロボ『黒がグルッペン、赤がトントン、青が大先生、黄色がシャオロン、水色がコネシマ、黄緑がゾム、緑がオスマン、白がひとらんらん、ピンクが俺、茶色がエミさん、藍色がペ神、薄紫がショッピくんやな。』
『この紫のは誰ですか？』
ロボ『これはなー、兄さんやで！』
兄さん...？
聞いたことがない...
ロボ『兄さんは、グルッペンが言ってた今は任務でいない人やで。多分、近いうちに戻ってくるんちゃうかなぁ...』
『そうなんですか...あの、インカム、ありがとうございましたっ！』
ロボ『ええよええよ〜、はよ慣れて使いこなせるよう頑張ってや〜！』
『はい！』
僕は、失礼しましたと一礼をして、監視室を出た。
貰ったインカムを着けると、幹部の実感が湧いてきて嬉しくなった。
僕は、嬉しい気分でトントンが居るであろう部屋へと向かった。
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信じられなくて吐血しちゃいますよぉ...！！
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たまごまる - 誤字直し頑張ってください。応援します！ (2019年9月24日 16時) (
レス) id: 2e17c3d309 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀豹(プロフ) - ミシェさん» 誤字チェック、ありがたです...本来は私がしないと行けないんですけどねー...w次からは気をつけます！(｀・ω・´)ゝ (2018年10月28日 18時) (レス) id: d53f981ffe (このIDを非表示/違反報告)
ミシェ(プロフ) - 物理的には無理ですがw全力で精神的に支えます！他に誤字は無さそうですよー^^ (2018年10月28日 15時) (レス) id: 6057cb562d (このIDを非表示/違反報告)
琥珀豹(プロフ) - ミシェさん» ミシェさん、コメントありがとうございます！うわぁぁぁ誤字ぃぃぃぃ！！速球に直させて頂きます！ご指摘ありがとうございます！頑張りますので支えてください(( (2018年10月28日 11時) (レス) id: d53f981ffe (このIDを非表示/違反報告)
ミシェ(プロフ) - 37話誤字発見です。城が白に......朝霧くんも来てるし面白いし......頑張って下さい！ (2018年10月28日 11時) (レス) id: 6057cb562d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀豹 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年7月16日 18時
