【銀魂】喧嘩最強系男装女子が拾ったのは子供でした【逆トリップ】

第二話 お兄さんの名前と性別 ページ4

二人を抱えて家に帰る


え？歩かせろって？


なんか知らないけどこいつら傷だらけだったんだよ...


だから今は両手に花ならぬ両手に子供状態で歩いてる


晋助はずっと俺を睨んでいる


わーこわーい(棒)


というか、神威に関してはもう寝てるし


まぁ、この時間帯は子供はぐっすり寝てる頃だしな


無言なのもアレなので、晋助に話しかけてみる


『なぁ晋助。お前、眠くないの？』


晋助『...眠い』


晋助をちらりと見ると、半目状態で、いかにも眠そうだった


『...眠いんだったら寝とけ。子供なんだから』


晋助『俺は子供じゃねぇ...』


『子供だろw』


晋助『あ？』


『お？』


晋助『ん？』


暫くこんなやり取りをしていると、右肩に重みがきた


肩に目をやると、晋助が肩に寄りかかりながら寝ていた


『...やっぱガキじゃねぇかw』


一人でクスクス笑いながら、家に向かった





暫く歩き、家に着いた


玄関のドアをガチャリと開けると、その音で起きたのか、晋助が目を擦りながら欠伸をしていた


『あ、起こしちゃった？ごめんね』


晋助『別に...』


『そっか。』


晋助『...なぁ、アンタの名前はなんだ？』


『俺？俺は清水A』


晋助『...女見てぇな名前...』


『あー...訳あって男装してるから、俺は女だよ』


女という真実を教えると、晋助は目を見開いて驚いた様子だった


『とりあえず、腹減ってないか？』


晋助『...空いた』


『じゃ、ご飯作るから待ってて』


晋助をソファーに座らせ、神威もソファーに寝かせると、キッチンへと向かった

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