自傷少女は伝説使いpart2【ポケモンXY&Z】

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『あの...そろそろ離してゴウカザル...』


ゴ「嫌だね！小雪、怪我してるじゃん！そんな足で歩けるわけ無いでしょ！」


『いや...そこまで酷く...oh......』


自分の足を見ると、見事に赤に染まっていた


『え、こんなに傷酷かったっけ？』


ラ「まったく...小雪は僕達のことになったらすぐに自分を犠牲にしたり、僕達を優先するんだから...！自分のこと、少しは大切にしてよね！」


なんで僕今説教受けてんだろ...


しかもゴウカザルに抱えられながら


ラ「わかった！？」


『あぁ...うん...』


と、軽く右から左へ流す


ゴ「絶対分かってないだろ」


それよりもシェイミとセレナとユリーカの方を優先しよう


『うーん...どうしよう...』


ゴ「あたしが乗り込もうか？」


『いや...相手に人質を取られてる以上無理に強行突破はできない...ん？』


青く澄んだ空を見上げると、ヤヤコマが空でグルグルと円をかいていた


...もうサトシ達来たの！？


はやくね！？


『ちょ、ゴウカザル！草むらに隠れて！』


ゴ「？...！わかった！」


ゴウカザルは、一瞬首を傾げたが、僕の考えが伝わったようで素早く草むらに飛び込んでくれた


ラティアスも同様に、素早く草むらにダイブした


草むらに隠れて間もなく、サトシ達が息を切らしながら走ってきた


サトシ達は、壁に大きく空いた穴に近づき、穴から中の様子を観察していた


うーん...


ここからじゃあんま中見えないなぁ...


取り敢えずどうやってシェイミ達を助け出すか、僕は頭を働かせ始めた

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