私の隣はあなたじゃない【おそ松さん】【トド松】

17話 ページ18

今日はトド松とショッピングモールに来ている

この前コップを買ったあのショッピングモールだ






映画を見て、映画の感想を2人で和気あいあいと話しながら甘いドーナツをほおばる



ト「でね！！あそこはね...！」

トド松は目をキラキラ輝かせながら話してくれる


映画はカップルのデートだから恋愛ものを見るのが一般的だと思ったけど、私がアクション系を好きなのをトド松は知っていたので気を遣って選んでくれた



でも、この映画は続編で2年ほど前、おそ松兄さんと2人で見にいったものだ




トド松と一緒にいるのに、他の人のことを考えている自分は最低だなと思いながら必死に頭の中を振り払う




ト「ねえねえA！


僕ちょっと見たいものがあるんだ〜あとで買いに行ってもいい？？」




うん！と返事をし立ち上がり２人で歩いた




ト「あ、ここー！」


可愛いんだよね！と言って指を指す


「あ...」



辿り着いたのはこの前コップを買った雑貨屋さん

でもきっと、トド松は気づいていない




店内に入るとこの前の店員さんがいて思わず隠れてしまった


「あ！私向かいのお店に見たいものあるんだった！

行ってくるね！」


トド松にそう言い私は向かいのお店に入った









ト「おまたせー！！」


そう言ってトド松は帰ってきた


全然ー！といい、日も暮れて来たのでそろそろ帰ることにした




２人でゆっくり歩く帰り道




他愛のない話をしながらいつもの道を歩く

やっぱり、トド松の隣は落ち着くみたいだ






あっという間に私の家に着いてしまった



ト「Aと話してるとあっとゆうまだね！」


ニコッと笑ってトド松はいう


「ほんとにね！！いつも送ってくれてありがとう」



ペコっとお辞儀をすると、どおいたしましてと言ってぽんぽんと頭を撫でられた




ズキッーーー




その仕草がおそ松兄さんと似ていて、心の奥が締め付けられる



しばらく固まっていると、トド松が持っていたビニール袋を私に渡した




「それ！あけてみて？？」



はっと我に帰って中身を見てみると綺麗にラッピングされた箱








なんだろうと思い、開けて見るとそこには









ーーーーー１つだけ買わなかったオレンジ色のコップがあった







「...え？これ、あの！！」



口をパクパクして必死に話そうとする





「ふふっ、驚いた？？サプラーイズ！」




そう言って大成功！と笑った

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