11話 ページ12
ト「ど、どしたのA？」
びっくりしていた私をみてトド松は声をかけてくれる
おそ松兄さんの声と、トド松の声を間違えてしまった
疲れてるのかな？
そんなことを思い、もう一度上に上がる気力もなくそのまま帰ろうとする
ちょっとまって！と言うトド松の声はあまり聞こえていなくて、玄関を開けると
お「A...」
「おそ松兄さん...」
そこにいたのは、おそ松兄さんだった
ダッと、今できる限りの力で走る
逃げなきゃ
逃げなきゃ！！
雨の中必死に走っていると、腕を掴まれた
ふわっと体が何かに包まれる
「Aっ！！！！」
名前を呼ばれて、はっと我に返る
「俺の話、聞いてくれる？」
少し私より身長の高いおそ松兄さんは、覗き込んで聞いてくる
私が頷くとおそ松兄さんは優しく笑ってもう一度、今度はきつく抱きしめられた
どうしたの？苦しいよと言おうとすると
「俺も、好き、好きなんだ。ずっと前から」
耳元で苦しそうに言われたその言葉は、簡単には理解できなかった
好き？？
おそ松兄さんが私のことを？
「じゃ、じゃあ...！なんでっ...」
頭の中が真っ白になる
だめだ、頭がついていかない
そんな私におそ松兄さんは言った
「でも、
...俺じゃ、駄目なんだ」
え、と言うとおそ松兄さんは体を離す
「だから、今までどうり幼馴染で、兄妹みたいな仲で
...いようぜ？」
ニカッといつも通りに笑った
その目からは涙がでているようにみえたけど、雨のせいかな、とも思った
呆然と立っている私に、風邪ひくぞ？と傘をわざわざ持ってきてくれたおそ松兄さんは走って家に帰って行った
その傘を持って、私は家に帰った
ーーこんな時でも優しいあなたは本当にずるい人だ
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暁 - ゆいらんさん！オチはトッティがいいです！でもそれは勝手ですよね(・A・) せめて！オチを教えて下さい！！ (2016年3月12日 11時) (
レス) id: 097fccf520 (このIDを非表示/違反報告)
なっち - 最後はだれオチなのかなぁー。トッテイだといいなぁー。でも夢主ちゃんは、おそ松が好きだから……うーん。 (2016年2月28日 10時) (レス) id: 3664ebeb5b (このIDを非表示/違反報告)
優佳 - トッティィィィィィ(´；ω；`)ｳｩｩ (2016年2月18日 7時) (レス) id: 5bbad0705e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいらん | 作成日時：2016年2月17日 20時
