俺がイイ子にしてやるよ。

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、






「…いった」





思ったより痛いんだ…







自分の左手首から出ている赤い液体を見ながら思う







でも、すごいなぁ

少ししかきってないのにもうこんなに大量の血が出てきた




この調子でどんどん切ってこう








痛いけど全然耐えれる、









…むしろ少し気持ちが晴れていい









みんな、私がいなくなっちゃったらどうするんだろうなぁ








まぁ所詮、アイツらはただの海賊








なんにも思わないでしょ









もし生まれ変われるなら今度は麦わらの一味のとこに行きたいなぁ








前会ったときルフィすごく優しかったし…、









＿コンコン






「！」





そんなことを考えていると誰かが私の部屋をノックした




キャプテンはいつもノックせず勝手に部屋に入ってくるからキャプテンではないことは確かだ








「…誰？」










誰の顔も見たくなかったのに







ベポ「…俺だよ」









！









…まさかここでベポが来るとは…、









「来ないで
もうベポの顔なんか見たくない」







冷たく言い放った







早く私を楽にさせてくれ







今更なんのつもり？








ベポ「そ、そんなこと言わないで！

謝りに来た！」ガチャッ







「！！
ちょっ、！か、勝手に入ってこないで…っ！！」







勢いよくドアが開いた







ベポ「！





A…？

な、なにしてるの？」







少しの間沈黙が走った



ベポの視線は私の手首に釘付けだ






…あーもー…


もういいや、




「ベポ、私ねもうみんなが嫌いになったから し ぬの
だからジャマしないで、どっかいって」




ベポ「し、し ぬって…！
何言ってるの！？
ダメだよそんなことしちゃ！！」




「うるさいなぁ！
私の命なんだから勝手にさせてよ！！」




ベポは泣きそうになっていた




でもそんなのしらない


すると奥からひょこっと顔が見えた





シャチ「おい、どうしたんだよお前ら…
そんなに大きい声だして…｣


シャチだ

多分、私たちの言い合いを聞いて駆けつけてきたのだ




ベポ「シャチ…！！
…Aが手首を！」



シャチ「！！！
なにしてんだよA！？

おいペンギン！キャプテン呼んでこい！！」




「え！ちょ、シャチ！
やめてよ！！」



キャプテンが来たら絶対止められちゃう！

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