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17.いつもと違う ページ17

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「……んん、寝ちゃってた…あ、れ、学校!?」



目が覚めて、いつもとは違う天井に気づき思い切り起き上がる。

隣付近においてあったデジタル時計は虚しいことに午前10時と記していた。



「……ん、もう何〜?」
「まぶし…っ。」



思い切りカーテンを開けた瞬間もそりと動いた影4つ。

そうか、昨日そのまま寝落ちちゃってたんだ…ってあれ??




「起こしちゃってごめんね。」と声をかけながら見当たらない2つの影に首を傾げる。

普段なら真っ先に起きなさそうな二人がもう既に布団の中にはいなかった。



手櫛でちょっとだけ乱れた髪の毛を整えながら時間をチェック。

カウンセラーとはいえ学校に遅れるのも問題がある。



リズミカルに階段を駆け下りると鼻腔をくすぐるいい匂い。

松代さん、朝ごはん作っておいてくれたのかな。
そう思うと寝坊した自分を恨みたくなる。



ちょっとずつ落ちてくるまぶたに目をこすって阻止し、そのままがらりと襖を開けた。



「「おはようA。」」

「うん、おはよ……っえ!?」



なぜか、いなかった二人がエプロンをしながらニコニコと立っている。
夢なのかそれとも夢に見せかけた現実なのか。


それは全くわからないけれど私の知っている二人はこんなんじゃなくて…なんというか…もっとダラダラしてる人のような…。



目の前に並べられた数々の品物に舌を巻きながらも先程階下に降りる時の匂いはこれだったのか、と考える。



「さあ、ハニー。折角作ったんだ、冷めないうちに食べてくれ。」

「今日仕事休みだろ?ほら、休日。」

「え、あ。本当だ。」

「お前のことだから平日と同じ時間帯に起きると思って早起きして作ったんだぜ〜。」




へへん、と誇らしげに鼻の下を擦るおそ松くんと料理を指さしながらキラキラとした目線で見つめるカラ松くん。


その真意やいかに。
全くわからないけれど私のために作ってくれたってことは分かった。



「あ、今日出かけたいとかあったらお兄ちゃんに言えよ!守ってやるから!」

「フッ、それは俺のセリフだおそ松。」

「はぁ?言ったもん勝ちですぅ〜。」



いがみ合う二人をよそに私が起こしてしまったことにより目が覚めた他の四人がぞろぞろと下に降り、そして目に前に並んだ品々に思い思いの声を上げていた。


それは確かにそうなるよね。







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あお - 私の癒やしがここにあるんだ…(確信) (2018年3月2日 23時) (レス) id: 7457b0c918 (このIDを非表示/違反報告)
はな - とても続きが気になります!!!!!更新頑張ってください! (2018年2月10日 20時) (レス) id: 6a5c9f5935 (このIDを非表示/違反報告)
来夢*゚(プロフ) - 京松(ちかまつ)さん» こんばんは!初めまして来夢です〜!見てくれた貴方様が私も大好きです!(調子に乗るな)応援ありがとうございます〜共々頑張っていきますのでどうぞこれからもよしなに! (2018年2月7日 20時) (レス) id: 522dbc585e (このIDを非表示/違反報告)
京松(ちかまつ) - ああああああ!続き!続きが気にナルゥゥ! とってもすてきでしたぁぁぁ!もう好きです!大好きです!応援してます! (2018年2月7日 15時) (レス) id: 6a90a73a4a (このIDを非表示/違反報告)
あお - はい!頑張って下さい!応援してます! (2018年2月5日 19時) (レス) id: 7457b0c918 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来夢*゚and すずね x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2018年1月30日 19時

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