71.ただいま。 ページ25
翌朝、9時にりょうは再び来た。
結局昨夜はネカフェで過ごしたんだとか。
あのりょうがネカフェって……ちょっと笑えるよね。
マ「あ〜……帰したくねぇなぁ……」
まほっちゃんが後から私に抱きつく。
り「人の彼女に抱きつかないでくださーい。」
マ「くっそ！彼氏ヅラしやがって……！！俺がお前らくっつかせてやったんだからな……！！」
り「……そこはホント感謝してる。まほっちゃんがあの動画出してくれなかったら、まだ俺自分の気持ちに気づけなかったと思う。……ありがとう、まほっちゃん。」
マ「は〜〜〜！素直にお礼を言うな！ムカつく！！！」
り「どうしろっていうのww」
そんな2人のやり取りを見て、私は横で笑った。
マ「A！」
『ん？』
マ「なんかあったらいつでも来いよ。何もなくても来いよ！！！……もし、りょうに泣かされたら言うんだぞ！！！俺が絶対仕返ししてやるからな！！！」
……まほっちゃんは優しいなぁ
ほんとに、まほっちゃんには感謝してもしきれないよ。
『ありがとう、じゃあその時はお願いするね。』
り「泣かせないから！w」
こんな冗談が言える日が来るなんて、思ってもなかった。
り「……じゃあ、いこっか。」
りょうは私の荷物をもって、玄関を出る。
マ「A！」
りょうに続いて出ていこうとしたとこをまほっちゃんに止められる。
マ「……りょうはいいやつだから、……大丈夫。」
最後にちゃんとフォロー入れるところがまほっちゃんらしい。
『うん。……わかってるよ。』
1番、近くで見てきたからね。
まほっちゃん、本当に……ありがとう。
帰りの新幹線は、二人で他愛もない話をした。
私がいなかった東海オンエアの話とか、私の東京の話とか。
そんな話の間、りょうはずっと私の手を握っていて、離してくれなかった。
名古屋につくと、虫さんが車で迎えに来てくれていて、岡崎までの道中に散々茶化された。
特にりょうは責められてたけど、たまには……いいよね？
そんなこんなでてつやの家について
でも、入るのはちょっと気が引ける。
り「入んないの？」
『……てつややみんなにすっごく迷惑かけたからなぁ……』
虫「そんなのてつやは気にしてないよ。」
り「そうそう。何があろうとAの居場所はここだから。」
二人に後押しされて、ドアノブに手をかけた。
『ただいま───！！』
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+ちっく(プロフ) - ピアスの下りでは女は右耳、男は左耳で性別判断とも言われてますよ(･∀･)←やかましい (2019年7月8日 10時) (
レス) id: 4d74bd6de9 (このIDを非表示/違反報告)
ところてん(プロフ) - 作者様の帰りもお待ちしてます！！！小説超面白いです！！！ (2018年9月25日 1時) (レス) id: fe2831d1b4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2018年8月28日 7時) (レス) id: 2362667ffd (このIDを非表示/違反報告)
rairu0726(プロフ) - Knymal01さん» コメントありがとうございます。しばらく更新していなかったので、コメントがいただけると思っていませんでした。ゆっくりですが、また再開しようと思います...！ (2018年8月24日 18時) (レス) id: 201effe25e (このIDを非表示/違反報告)
Knymal01(プロフ) - 更新たのしみにしてます！！ (2018年8月17日 14時) (レス) id: 346c2647c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいる | 作成日時：2018年3月11日 23時
