70.やっぱり敵いません。 ページ24
マ「イチャつきはそこまででーす！」
突然後ろからまほっちゃんの声が聞こえて驚く。
目の前で起こったことが信じられなさすぎて、ここがまほっちゃんの家だってこと忘れかけてた。
マ「お前ら……ほんっと世話が焼けるな！！！」
まほっちゃんは溜息をつきながらそういう。
マ「りょうはAの気持ちに気づかないし！Aはすーぐ一人で抱えちゃうし！そんでもってりょうは自分の気持ちもわかってなかったし！…………はぁ……馬鹿だよお前らほんと、ほんっとバカップル。」
マ「まぁほんと、良かったよ。でもお前ら俺に感謝しろよ！！！今日あげた動画は伏線だったんだからな……！！」
り「……伏線？」
まほっちゃんは手に持っていた携帯の画面を私達に向けた。
そこに表示されたのは通話中の画面で、相手は虫眼鏡と出ている。
虫「イケメンカップル誕生おめでとうございまーす、爆ぜてくださーい。」
『虫さん……！』
マ「なんと、りょうに動画を見せに行った虫眼鏡は俺の指示でした！だからりょうは途中までしか動画みてないんだよ。」
なんて手の込んだことを……
マ「もうね、お前らが多分自然にくっつくことはないなって思ったから、これが最後のチャンスだったわけ。まぁ、りょうは来るだろうなって俺はわかってたよ。」
り「え、じゃあ……虫さんはずっとまほっちゃんとグルだったってこと？」
マ「そうだよw」
り「え、まって、うざ……うざいな〜」
虫「なんでうざいって言われんといかんのか。りょうくんにはむしろ感謝してほしいんだけど。」
マ「そうだぞ！！！お前らほんっっと感謝しろよ！！！！」
まほっちゃんがまさかここまで考えてるとは思ってなかった。
『まほっちゃん私の気持ち……知ってたんだ？』
マ「当たり前じゃん。俺がAの事わかんないわけないだろーが……ぜってーりょうなんかより俺のがわかってるからな！！！」
虫「ややこしいからそこではりあわんでほしいw」
マ「とりあえずりょう、お前は出てけ。明日の朝また来い！今日はAは俺ん家だから！！！」
り「え、ちょ、」
マ「残念だったな！じゃあな！！」
まほっちゃんはりょうを無理やり外へと出した。
『ちょ……まほっちゃん……w』
マ「Aが苦しんだ分に比べたらこれぐらい大したことないだろ？ちょっとは苦しめばいいんだよあのイケメン野郎が。」
……やっぱり、まほっちゃんには敵わないや。
『ありがとうね、まほっちゃん』
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+ちっく(プロフ) - ピアスの下りでは女は右耳、男は左耳で性別判断とも言われてますよ(･∀･)←やかましい (2019年7月8日 10時) (
レス) id: 4d74bd6de9 (このIDを非表示/違反報告)
ところてん(プロフ) - 作者様の帰りもお待ちしてます！！！小説超面白いです！！！ (2018年9月25日 1時) (レス) id: fe2831d1b4 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2018年8月28日 7時) (レス) id: 2362667ffd (このIDを非表示/違反報告)
rairu0726(プロフ) - Knymal01さん» コメントありがとうございます。しばらく更新していなかったので、コメントがいただけると思っていませんでした。ゆっくりですが、また再開しようと思います...！ (2018年8月24日 18時) (レス) id: 201effe25e (このIDを非表示/違反報告)
Knymal01(プロフ) - 更新たのしみにしてます！！ (2018年8月17日 14時) (レス) id: 346c2647c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいる | 作成日時：2018年3月11日 23時
