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第四話 私の名は― ページ6

ミ「くっ…!!!」


ミカサは悔しそうな顔をしていた。

仕方がない…

訓練テスト実力一位の奴だ、

そんな奴が一発もきめることなく

残酷に負けたのだから。


アル「あの、あなたの名前は…!」


金髪の可愛い男の子の兵士が私に問いかけてきた。


A「名前?」


言うのを忘れていた…


A「私はA・サレネ。女兵士長だ!」


しーんと静まり返る。

あれ?

私の事皆知らない感じ?

心に矢が突き刺さったような感覚。


アル「ミカサ、A兵長と試合ができるなんてすごいよ!
夢みたいだ!」


ミ「えぇ、私もびっくり」



金髪の男の子は興奮した状態で続ける。


アル「A兵長はリヴァイ兵長と互角の兵士。滅多に姿を現さないから幻とも言われる…
新兵の理想の兵士…」


なんか、すごいこと言われているようだが、

姿を現さないのは仕事をサボっていた

せいで、溜まった書類を処理していたのと、

ケガを何度も繰り返していたから

訓練に参加しなかっただけなんだけど…


でも、なんか


A「私、有名人になっちゃった感じー!」


皆私のところへ集まる。

悪い気はしない!むしろ…


リ「おい、新兵何してる」



この声に皆一気に静かに私から遠ざかる。


A「リヴァイ、今試合していたんだよ」


リ「はっ?」


さっにやっていたことを話した。


リ「お前なに訓練の邪魔してやがる」


A「え、邪魔なんてしてないよ!皆が見ていただけさ♪」


リヴァイは舌打ちをして私の襟を持つ。



リ「帰るぞ」


A「えー!なんで!私は残るぞ〜」



リヴァイの顔は通常の三倍怖い顔をしている。


こっ怖っ!

でも負けない!


A「私は強く、強くなりたいんだ…」


すると、リヴァイはため息をついた。


リ「うるせー、俺が相手になるから黙ってろ」


リヴァイは引っ張った。


A「いだいっ!分かったから襟を持つなぁー!」


新兵は呆然として

私たちを見ていた。

第五話 思い出→←第三話 実力


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設定タグ:恋愛 , 進撃の巨人 , リヴァイ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:雷音 | 作成日時:2016年6月29日 20時

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