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第二話 今の現状と秘密 ページ4

A「なるほどね、アニは水晶の中に眠っているのね…」


エル「あぁ、ここまで話したことで全部だ。それと…」


A「それと?」





エル「ミケが死んだ」



一気に背筋が凍った。

ミケの死因…

兵士が見た猿型の巨人。

私がいない約一ヵ月間はいろいろな

ことが起こりすぎて頭に入ってこない。



A「ハンジは大丈夫なのかよ」


エル「最初はショックを受けていたがすぐに元に戻ったよ。頼もしい人材だ。」



ハンジは自分の仲間が死ぬことがなによりも辛い。

親友だから分かるんだ。

一人で喉を殺して泣いていたんだろう。



A「今ハンジは?」


エル「エレンの巨人化の研究をしている」



リヴァイたちはハンジの所へ行ったのか…



エル「ところでAは、もう動けるのか?」



A「うむ!体は鈍っているから
また、一からの練習だな〜」



もっと強くならなきゃ

強くなって、いっぱい倒して

そして勝って…





今の私は弱いから…




リヴァイは人類最強と言われているが

リヴァイだって、まだ自分のことを

弱いと思っているだろう…



エル「無理はしないようにな。私にとって
Aは娘のようなものだからな」


エルヴィンは優しく笑う。



A「人類が勝利するまで死なないから安心して!」


エル「あぁ」



A「んじゃ、訓練行ってきます!団長!!!」



私は駆け出した。



エル「私は夢が叶ったら…いや、叶ってから考えよう」


…………………………………………

エ「Aさんって騒がしい人ですね…ハンジさんみたい」



リ「そうだな…」


エ「???」

第三話 実力→←第一話 はじまり


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設定タグ:恋愛 , 進撃の巨人 , リヴァイ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:雷音 | 作成日時:2016年6月29日 20時

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