第二十七話 エデンズ村�� ページ27
ザシュッ
巨人のうなじを削ぐ。
あと一体。
ザシュッ
よしっ…！！！
兵士1｢Aさんやりました！！！｣
｢あぁ、でもなんで急に…｣
兵士4｢おい！！あそこに何かいる！！｣
兵士が指さす方向は先程巨人が現れた右側。
そこには、
長い黒髪の巨人が立っていた。
なんだ、あの巨人。
黒髪の巨人｢ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ｣
低く大きな声で叫ぶ。
私達はその大きさに耳を塞いだ。
兵士3｢なんだよあれ！！！｣
兵士2｢嘘だろ…ふざけんなっ！｣
黒髪の巨人は叫び終わると同時に
またまた複数の巨人が現れ私たちの方に走り向かってきた。
｢あいつが…呼んだのか…｣
黒髪の巨人はニタァと不気味な笑顔でこちらを見つめている。
どうすればいい…
まずは今向かってくる巨人を倒すしか…前に進めないよな。
｢お前ら負けるなよ｣
兵士4｢Aさんこそ…｣
兵士3｢生きてエルヴィン団長の元へ帰りましょう｣
兵士2｢ガスの予備確認しました｣
兵士1｢私達は強い｣
｢行けぇえええええええ！！！！！｣
ザシュッ＿
血しぶきが飛び回る。
ザシュッ＿
あの巨人は不気味な笑顔のまま。
ザシュッ＿
私たちなら何とかなる。
ザシュッ＿。
ほら、あと一体。
ザシュッ＿
おい。見たか黒髪の巨人。
｢お前らなんて私たちが…｣
｢えっ…｣
ブチッ＿＿
兵士3｢うわああああああああああああ！！！！｣
兵士4｢報いなる報いを！！！！｣
ズシャアアア＿
兵士1｢ふざけんなああ！！！！｣
ゴキっ＿
さっきはあんな遠くにいたのに
兵士2｢ひぃっ…｣
黒髪の巨人は兵士を握り口の中に入れようとした。
｢やめてええええええええええ！！！！！｣
兵士2｢Aさぁあああん助けでぇえええええあっ｣
ごっくん。
あっ…
なんでだよ…
私は…また…
｢ああああああああぁぁぁ！！！！！！｣
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作者名：雷音 | 作成日時：2016年6月29日 20時
