ピュアホワイトのサルビア ページ14
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貴「へっぶし!!」
ズルズルと出てきた鼻水をすする
決して決して風邪は引いていない。断じて違う
誰か噂してるかもなぁ。なんて
そんなことを思いまた歩きだした
今、警戒区域に来ている
ここは第一次大規模侵攻で放棄された建物が並ぶ、言わばボーダーの管理区だ
一般人は入れないようにしてある。一般人は。
しかし今日は非番にも関わらずわざわざ足を運んだ理由があった
しばらく歩くと崩れた家が見えた。そのたもとにはまだ新しい花が置いてあった。正しくは供えてあった
貴「なんだ…
迅、来たんだ」
何となくそんな気がした。あの人ならそうしかねないから。
嬉しくなって小さく笑う
今日は………あたしのお父さんの命日
四年半前の今日、お父さんはここで発見された
だから今日は花を供えにきた
どうか見守って下さい。と
ねぇ、お父さん。見てる？
あたし頑張ってＡ級になったんだよ。
思い悩んで辞めようかと思ったけど辞めれなかったや。何でかな。
そういえばあたし玉狛支部に転属したんだよ！
林藤さんからのスカウトが来てさ、入ることにした。
ボーダー最精鋭部隊の仲間入り!!やったね！
褒めてくれるでしょ？
頼り無かったのにね…
両手を合わせて供養したあとボーダー本部に向った
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アメ - 切実に早くくっついて欲しい！早よくっつけやあああ！！ 面白いです！更新待ってます！ (2021年11月10日 20時) (
レス) @page16 id: cfd8dfa5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽吹 | 作成日時：2016年3月9日 14時
