人生89 ページ2
Aside
「だから私…、烏野高校男子バレー部に…、この部に入りたいです…!!!」
｢｢｢…………｣｣｣
……皆、無反応…。
やっぱり……、今からじゃ…、“ダメ”……?
遅すぎるの…?
夕「よっしゃーーーー!!!!」
「(ﾋﾞｸｯ」
澤村「その言葉、待ってたぞ」
日向「これで星乃さんとバレーできる……!!」
影山「うっせぞ!!」
月島「そういう君もねｗｗ」
山口「ｗｗｗ」
影山「月島てめぇ!!」
………え〜っと…、これはどういう状況なのでしょうか…??;;
菅原「つまりは、皆大歓迎ってことだべ(ﾆｺｯ」
「す、菅原先輩!?」
あれ、私声に出してたっけ…?
菅原「ｸｽｸｽ)顔に書いてあるべ」
「えっ!//」
は、恥ずかしいです///
潔子「……ねぇ、Aちゃん」
「?はい?」
潔子さん、難しい顔してる?
潔子「こんなバレー部だけど、これから……、よろしくね」
「!!はい！こちらこそ、よろしくお願いします!!!」
夕「よろしくな!!」
田中「頑張ろうぜ!」
日向「よろしく!!」
影山「……よろしく」
月島「…………よろしく(ﾎﾞｿｯ」
山口「よろしくね」
縁下「こちらこそ」
成田「よろしく」
木下「頑張ろうね」
皆々、私に声をかけてくれる。頑張ろうって、よろしくって。
そんな皆が、優しいみんなを、私は大好きに“なれる”気がした。
……嫌………、それは違うね。
もう私は、この人達が…………、“大好き”なんだ!!
澤村「これから烏野バレー部として、せーのっ」
｢｢｢よろしくっ!!!｣｣｣
「精一杯、頑張ります(ﾆｺｯ」
私はこの時、あることを予感した。
それは、“嬉しい予感”と“悲しい予感”。
…ここでなら、楽しくバレーができるという予感。
…ここだからこそ、一緒にバレーをしてはいけないという予感。
この矛盾な予感は、消えない。きっと、消えることはない。
何故なら、それが“私”だから。
でも、大丈夫だと思った。
彼らなら、平気だと思った。
何故なら、それも“私”だから。
……ねぇ、アラジン、皆…。
私なら…、大丈夫だよね………?
皆を、悲しませないで終える事ができるよね……?
そう、あって欲しい。
そう、あってなくてはいけない…。
―この日、彼女の“重り”は一つ取れた
―だが、それは“たったの”一つに過ぎない
―彼女の心に住み着く“闇”はまだ、晴れない
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マロン - あの質問でアイドルの方はどうなったのですか？後リクエストで梟谷を出して下さい！ (2016年4月23日 18時) (携帯から) (
レス) id: bcf20903fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライナ | 作成日時：2015年5月10日 12時
