大好きな幼馴染み (ページ5)

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4話ページ5

なんか色々言われちゃってるなー笑
あーキヨのファンクラブの人達かな。

女①「だいたい、こんなちんちくりんキヨくんが相手にするわけがない笑笑」

『なんですとー！そんなちびじゃないですよ！まぁ、胸はそこまである訳じゃないけど…。』

聞き捨てならぬと反論する。

女①「………と、とにかく！あんたみたいなのがキヨくんに関わらないでくれない？じゃまなんだけど」

『やっぱりキヨもこんなお姉さんみたいなのがいいのかなー』

女①「ちょ、ちょっときいてるの？」

『えーーでもなー関わらんとかやだな』

ずっといっしょにいるし。

女②「おい！無視してんじゃねぇよ！」

やば！1人で喋りすぎた！

先輩が手を振りあげた瞬間目をつぶる。

『…ん？あれ？』

痛みを感じず目を開けてみると

キ「…なにしてんの？」

『キ、キヨ』

大好きな幼馴染みがいた。

女①「っ！キヨくん！これはちがくて、ね！」

女②「そうそう。その子がキヨくんにまとわりついて迷惑でしょ？だから注意してたの」

キ「べつ迷惑じゃねぇよ。てかこいつに変なことすんな」

女「………っ」

『あ、キヨ、まってー』

キヨは何も言わないで早足でかえっていく。

『キヨ、ごめんね。助けてくれてありがと！』

キ「…おれのせいでごめんな」

『なんでぇ！キヨはかっこいいんだからモテるのはしょうがない！』

だから謝らないでーというとキヨはそっかと言ったあと急に笑いだした。

『！！なに、急に笑』

キ「いや笑、先輩に対して無視しながら1人でぶつぶつ言ってるとかAつぇー笑」

ひゃっひゃっひゃと笑いながら言うキヨに見てたの！！と驚く。

キ「大丈夫。俺はAから離れたりしないから」

さらりとイケメンな発言をする。こりゃたくさんの人が惚れるわけだ。

でも、私にそんな恋愛感情があるわけでもなく、ただなんだろ兄的存在で大切なんだよなー

『ぜったいだよー！』

キ「おう。じゃ帰るか」

・

『じゃ！また明日ー！』

キ「おう」

手を振りキヨとわかれる。

ベッドにダイブする。さいこー

『今日はつかれたな』

入学式もあったし、先輩には絡まれるし。

『今日は早く寝よう』

お風呂やご飯をすませてベッドにもぐる。