天使は檻の中に【ブルーロック】

sechsundzwanzig ページ28

”episode凪“を今日買って読みました。
話違う！ってなりましたがこれまでも話を変更する気はないです、めんどくさいので…

＿＿＿＿＿

『裏から援護射撃入りまーす』

「おっけ、うらヘッショだ」

『ナイスキルー

お、勝った』



「『うぇーい』」


今のがラスト、もうおしまい

このゲーム最初は死にまくってたんだけど、私は誰か決めれる人と組んだほうが勝てるってことがわかった
動きは悪くないと思うんだけど…

イマイチ最後の一手がハマらないみたいでさぁ

ゲームメイクはうまい自信あるんだけどな〜



「ラファエラとやると楽でいいね、俺の動きに合わせてくれる

頭良さそう


ねぇ何でこんなとこでマネージャーなんてめんどくさそうなことしてるの？」



なんで、って聞かれたら…一番は


『見返したい人がいるんだ、身内に』

「…ふーん」



凪くんが聞いてきたくせに、すごい興味なさそうじゃん！

「お前ほど頭良くても勝てないのか？」

『頭の良さじゃないんだよ、斬鉄くん

私はお兄ちゃんとサッカーっていう括りの中で、同じ舞台で戦える人間だって言うことを証明したい』



「ん？じゃあ選手として戦った方が早くねぇか？」

『……事情があるんだ、私にも』



私だってやれるもんなら、今もプレイヤーとして…

フィールドを駆け抜けて…



それで、


それで……私も、世界一を…

一緒に目指してた…はずで




『ま、目指す場所は遠いって事だね。私もまだまだだよ。
頑張らなきゃ！



3人だって試合控えてるんだから

ちゃんと休まなきゃダメだよ！早く戻って寝なさい！夜ふかしはメッ！』



私も絵心さんにタブレット没収されちゃったからする事ないし、今日は早く寝よー


急かすように彼らの背中をグイグイ押すがびくともしない、仕方なく動いてくれてる感がする…

うぐ、もっとフィジカルが欲しい…！




「ちゃんと休まなきゃいけないのは、ラファエラも一緒だと思うよ？」

『え、うん。ありがと』

凪くんの言葉を最後に3人は食堂を去っていった


睡眠とか休息の事なら考えてとってるけど…？

自己管理も仕事のうちでしょ？



生き急いでるって意味なら、それでも間違いじゃないのが…まぁ何とも言えないや





私には時間がない


この残された時間の中でこの監獄から世界一のエゴイストを作る

お兄に認めてもらう為なら




私は何だってやってやる









部屋戻って寝よ、明日の試合に備えて


選手に心配なんてさせちゃいけないからね

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