【薄桜鬼】ブラコンの妹ちゃんが恋をするのは、誰でしょう？

22話　　　山崎side ページ23

今朝、八木邸はひどく騒がしかった。

俺は、冬原たちについて分かったことを報告するために副長の部屋に来ていた。

山崎 「冬原 Aの本名は、雪村 Aでした。
　 雪村君との血のつながりは、確認できていません。
　 冬原 海斗の本名は、不知火 海斗です。」

土方 「あの二人は、兄妹じゃないのか？」

山崎 「あれだけ顔が似ていれば、兄妹でしょう。」

そこに斎藤さんが来た。

斎藤 「副長、失礼します。」

土方 「入れ。」

斎藤 「冬原 Aは、女でした。」

………。
…………。
……………？

女…？

いまいち、言葉の意味が呑み込めずにいた。
それは副長も同じようで。

土方 「…斎藤。証拠は…？」

ひどく動揺されている。

斎藤 「見ました。」

……！み、見た？

土方さんはその一言で察し、納得された。

と、そこに雪村君が来た。

雪村 「土方さん、大変です！A君が熱を出しました。」

と、このように色々なことが重なっていたのだ。

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