【薄桜鬼】ブラコンの妹ちゃんが恋をするのは、誰でしょう？

21話　　　貴side ページ22

どことなく目が覚めた。

頭が痛い。
しかも、ボーっとする。

咳がかすかに出る。

体が重い。

今は、卯の刻。
千鶴ちゃんは、もう起きて炊事をしている。

貴 「ケホッ…。」

このだるさは何だろう。

ともかく、着替えて千鶴ちゃんを手伝いに行こう。

台所…

貴 「千鶴ちゃん、おはようございます。」

雪村 「A君、おはよ…ってどうしたの！？」

貴 「？何がですか？」

雪村 「顔、真っ赤だよ。熱でもあるんじゃない？」

千鶴ちゃんが、僕の額に手を当てる。
少し、気恥ずかしい。

雪村 「熱あるね。だいぶ高いよ。」

貴 「風邪なんて、久しぶりだなあ。」

雪村 「そうなんだ。」

このあと、千鶴ちゃんが部屋まで送ってくれました。



卯の刻…午前五時ごろ

22話　　　山崎side→←20話　　　斎藤・貴side

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