* another story * ページ45
「わたしね、おっきぃなったら、せんらくんとけっこん、する!」
「ほんまに?じゃあ、おれもけっこん、する!」
「「ゆーびきーりげーんまん、うっそついたらはーりせーんぼーんのーます!ゆびきった!!」」
なあ、Aちゃん
あの時の約束はなくなったん?
針千本やったんちゃうん?
なんで、誰かと付き合う気になったん___
…
「お腹空いたぁぁぁぁ僕もう無理や…」
「それな、はよ食堂行こうや」
そんな会話をしながら食堂へ向かう僕は折原センラ。現在高校2年、絶賛片思い中。
んんー、今日はラーメンやな
そんなこんなで友達と会話をしながらラーメンを待ってたら聞こえてきたんは衝撃のひとこと。
「ええっ、A、また告白の返事断ったん?!?」
「しーーーーっ!!!
だって初めて話したさかい、どないしていいかわからんかったんよ」
…は?
Aちゃん、告白されたん?
断ってくれて全然ありがたいねんけど、
「なんかモヤモヤするわぁ、」
「ん?なんか言ったか?」
「いや、なんも言うてへんよ」
Aちゃんは俺の1つ上の先輩やけど、ちっちゃい時からの仲良しさん。
…結婚するって、約束したくらいには。
Aちゃんの魅力に惹かれる奴なんか俺だけで良かったのに。
Aちゃんに振り向いてもらいたくて高校まで追いかけてきたのに。
色々と考えながらとりあえず席取ろうと思って、わざとAちゃんの側を歩いとったら友達がぶつかってきた。
「あっ、Aちゃん…
すみません、友達とちょっとぶつかったさかいに、」
「なんやセンラくんか。えーよ、気にせんとき」
ありがとうございます、言うてまた歩き出す。
…もちろん心臓ばっくばくやでこれ。
謝っただけやけど、Aちゃんと話せた。
学年ちゃうさかい、全然会われへんし喋られへんしほんま辛いわ。
約束、覚えてるやんな?彼氏なんか作らんといてや?
「センラごめん!俺のせいで他の人にぶつかったやんな、」
悪意ないやろし、許したろ。
それどころか、ナイスやわ、お前。
「全然ええで。むしろありがとうやわ」
頭にハテナマークを浮かべてる友達はほっぽって、ラーメンを取りに行く。
…Aちゃん、意識してくれてたらいいな
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こっとん(プロフ) - ゆるさん» コメントありがとうございます♪ 更新続けさせていただきます!!マイペースに頑張って行きますので、続編もよろしくお願いします! (2019年1月25日 17時) (レス) id: 76e3d99d4e (このIDを非表示/違反報告)
こっとん(プロフ) - しゅがー@こたぬきさん» コメントありがとうございます〜 ああああ温かいコメントが元気の源です… 頑張りますので、どうぞこれからもよろしくお願いします! (2019年1月25日 17時) (レス) id: 76e3d99d4e (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - たのしんでるので、がんばって更新続けてください!もちろん自分のペースでゆっくりゆっくり・・・私はいつまでも待ち続けますよ! (2019年1月23日 21時) (レス) id: 8533be78e2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがー@こたぬき - 面白いです!いい作品で読んでいて楽しいです!無理せずに頑張ってください! (2019年1月23日 20時) (レス) id: 1f604a1e22 (このIDを非表示/違反報告)
こっとん(プロフ) - ハゲつるマン@19830617さん» わわっ、ハゲつるマンさんからコメントが!???!めちゃくちゃ嬉しいです、、!なるほど、そういった考え方もあるんですね。もう少し考えてみます、貴重なご意見ありがとうございましたm(_ _)m (2019年1月23日 20時) (レス) id: 76e3d99d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こっとん | 作成日時:2018年10月11日 17時